満足度★★★★★
鑑賞日2017/03/19 (日) 15:00
この舞台のよさは、劇中劇という形でチェーホフの短編をつなげることで、細々とせずにチェーホフの短編を幾つも観られること。そして、チェーホフ劇を演じる役者役の役者さんたちが、自身のチェーホフへの思いを体現しているように感じられること。構成・演出の勝利です。
満足度★★★★
稽古場の場面からいつの間にかチェーホフの短編世界になり、いつの間にか稽古場に戻るという演出がとっても面白かったです。役者から役への切り替えを舞台上で演じるとはね〜。「かもめ」や「ワーニャ伯父さん」も好きですが、チェーホフのユーモアたっぷりの短編が好きだったので観劇できて良かったです。鈴木瑞穂さんと本田医師のイベントに参加できなかったのでパンフレットに抜粋が記載されていたので買ってしまいました。
満足度★★★★★
チェーホフの短編のいくつかを、稽古場で役者さんたちが演じるという設定で、いつの間にか物語の世界になり、いつの間にか稽古場になる・・・・その演出が面白くて、役者さんたちの自然な切り替えも見事で、すごく楽しめる舞台でした。
私には遠かったチェーホフが、なんだか身近に感じられるようになりました。
時間があれば、もう一度観たい舞台です。
90歳になられた鈴木瑞穂さんの演技を観られたことが嬉しかったです。上演された短編の中では「せつない」と「接吻」が好みでした。上演時間は約1時間50分弱。
パンフレット(600円)にこの映像の内容が採録されています。とてもお薦め。満州で生まれ、広島で原爆を体験した90歳の鈴木さんが語ってくださっています。