満足度★★★
テーマを身体表現で...
マレーシア、日本、中国の演出家が、「化粧」をテーマにした小作品...その「種芋」が上演された。
2002年に始まったアジア舞台芸術際は、今年(2016年)からアジア舞台芸術人材育成部門」(APAF)と改めた。そのプロデューサー・宮城聰 氏によればテーマについて次のように書いている「化粧について考えることは、人間とは何かを考えること、演劇とはどういうものでどう変化してきたかを考えることにつながります」と。少し観念的と思えるような芝居(演出)であるが、その主張は「言葉」が無くても伝わる。
満足度★★
種芋
「化粧」をテーマに作り上げた3作品。まだまだ作品とするには程遠く,方向性だけが現れたもの。その方向性も,ちょっと面白いものもあれば,個人的に嫌悪しかないものもある。でも,これはまだまだ種芋。このうちどれかが来年育ってフルサイズとして示されるのだろう。それがどういう発展形となっているのか。そちらのほうが楽しみである。
満足度★★★★★
言葉なくても繋がる世界
同じテーマなのに、切り口も発想も違う。
でもどの作品も答えは私の中で決めさせてくれた。
訴えるのではなく、質問を投げかけてくれた最高のパフォーマンス。
もっと世界が広がればいい、繋がればいいと思った。ありがとう