満足度★★★★
サスペンス・ミステリーが謳い文句であるが、犯人は早い段階で解る。特に強い警察機構や名探偵が登場し、事件を解決していく訳ではない。この劇団の物語は単に謎解きの面白さだけではなく、人間観察、心に巣食う闇のようなものを浮き彫りにするところが魅力である。
(上演時間2時間)
満足度★★★
心苦しいが・・・
まだこの作品以外に2作しか観ていない劇団。それで脚本・演技力ともにその実力を認めている。しかし、今回は若いキャストが多かったせいか、レベルダウンを感じてしまった。演出もいつものレベルなら下手な小細工無しにその世界を魅せることが出来ただろうが、今回はもう少し演技を補助する照明なり、映像なり、少し手を加えるべきだったのではないかと感じた。
満足度★★★★★
惹き込まれました
ストーリーは怖いのに、サスペンス要素が面白くて(怖いのに面白いという感覚)、どんどん惹き込まれました。サスペンスの礎を築いた名作との事ですが、正しく!と思いました。スピーディーな展開、謎、意外性、戦慄・・そして涙でした。色々な要素が詰まっていて、見応えがありました。役者さん達の演技も、とても良かったです。大満足の舞台でした!
満足度★★★
観てきた!
手に汗握るスリリングなサイコサスペンス劇。
猟奇的なシーンもしっかり描かれていて、見応えがありました。
時間軸や場面が頻繁に入れ替わる構成は作品のスピード感が増して緊迫感を感じられて良かったです。
ただ、役者さんの移動が雑に見えてしまうのが少し気になりました。
個人的には犯人視点のシーンをもっと観てみたかったかな。
動機やそういう嗜好を持つに至った経緯などが知りたかったです。
満足度★★★★
サスペンス感は十分だった・・
ので~星は1個オマケしますが♪
全体の流れのなかで
いまひとつ?というトコが感じられたです
海外のクライムドラマ好きな自分的には
判り易さや情報の出し方は
今ひとつだったかなぁと思えた2時間15分
満足度★★★★★
色褪せない名作
2012年の作品のリメイクとの事でしたが、色褪せない名作でした。天体観測の場面が多く出てくるので、流星群とか金環日食とかはあまりタイムリーではありませんでしたが(笑)
またの再演もあるかもなので、ネタバレしないように書きます。
まず脚本が面白く、加害者、被害者、警察、マスコミ、サイト関係者とそれぞれの立場と感情の動きが見て取れ、伏線回収(想像部分もあり)も上手いです。そして、登場人物も多いのですが、何よりどの役者さんも見事に演じられており、2時間を感じさせない舞台でした。中でも、個人的には真壁和也役の三浦祐介さんと浜崎準役の井上賢吏さんが印象的でした。
満足度★★★★★
美しい劇
この劇は、死というある意味汚らわしいものを使った劇なのだが、話の流れは美しさに満ちあふれています。観る者をその美しさに没入させる劇でした。