満足度★★★★★
いっしゅんしか観られないこと
なんていうんだろう。謎のモダン館について書くならば、ちょっとやそっとの作文は、脚本家であり演出家である白濱隆次さんに失礼と思う。・・・なので、感想は書けません。
なので、謎のモダン館を観劇した結果、私の脳みそに導き出された一般論というか、私の脳内での意見を書きます。
まず、私は一般論として、演劇がキラいです。特に60年代70年代ごろの日本で確立されたと思われるイデオロギー系の何かを人々に伝えるための手法としてつくられた演劇は大嫌いのレベルで、そういった演劇に行こうと誘われるだけで、ぞわっと鳥肌立つレベルです。
それは何故か。そういった演劇は、伝えたいイデオロギーが、みえみえだからです。観客のこと、なめてますよね。傲岸不遜です。
そういった演劇を拝見しても、脳内で科学反応は発生しません。
不思議なのが、そのときいっしゅんしかそこでしか観られないことでしか起きないことがある、ということです。
それがたぶん、人間は生きている、ということなんでしょう。
いずれにしましても、謎のモダン館のみなさまおよびアジトご関係者のみなさま、ありがとうございます。おつかれさまでした。