前田の当たり役
前田美波里は昔から苦手だった。でも、今までみたなかでは、25年くらい前に劇団四季時の前田が「ウエストサイド物語」でやったアニタ以来の当たり役。イブ役の貴城が宝塚ぽい台詞廻しでやるのはアレレと思ったが、ミュージカルとしては低予算であれだけの美術を作り、オーディションも含めたアンサンブルであれだけの舞台を作り上げたのは演出の浜畑賢吉の力量に負うところも少なくないだろう。踊りも音楽も台本も1970年代のミュージカルで一番驚いたのは、この日1階席が満席だったこと。
満足度★★★★
さすがベテラン☆
最近、ミュージカルを観に行っても、歌や踊りばかりお上手で、
芝居(演技)が「トホホ…」というものが多く、ため息ばかりだったのだけれど、やっぱり、前田さんはさすがだった!
久し振りに、ちゃんとしたモノを観た気がした!
ありがたいありがたい。
アンサンブルもクオリティが高く、生き生きしていて、観ていて気持ちよかった。
やっぱり、それなりの大枚はたかないと、ちゃんとしたモノ、観られないのかな~?