満足度★★★★
ちょい足しで美味しく調理された「ロミジュリ」
主観を変えた「ロミオとジュリエット」は発想だけにとどまらず、とても面白く演じられていました。
ロミオに心変わりされたロザラインは醜く嫉妬に狂うものの根はまっとうな人間。
悪くいえば凡人。
何の迷いもなく愛に突っ走ることができる自己中カップル、ロミジュリよりも、凡人である私はロザラインの方に感情移入ができ、何だかオリジナルよりも面白く感じられたのでした。
それにしても、かわいいロミジュリカップルだったなー。
満足度★★★★★
大人の話になってます
面白いです。昨今はお子様風というか単純純愛の演出が多いですが、今作はずっと大人感覚になっています。振られ女が登場することで、舞台はガラッと新しく面白くなるのですね。再演して、よりシェイプアップしてもらいたいもの。
満足度★★★★
ユニークな視点
フォーティンブラスとかローゼンクランツとなんとか等、超脇役に焦点をあてたスピンオフものがいくつかありましたが、こちらも面白かった。この人をよく見つけたなあ。しかも、最小人数で物語を演じきってるし。アイデアの勝利。