満足度★★★★
鑑賞日2016/08/16 (火)
2つのバージョン中、『白の人々』を拝見。
不動産屋を訪れた客。なぜか訳ありの物件を探しているらしい。不動産屋は、事故物件ばかりをまとめたファイルを開いて、特に問題ありの物件について、そこで何があったか説明し始める……。
ひとつめの事件は、ある劇団の主宰が住んでいたときの話。訪れた数人の劇団員とのやり取りが軽妙に進む中、奇妙な隣人の話になって……。
途中から、ゾクゾクするような緊張感が漂ってきて、話の運びに引き込まれ、登場人物が怖がる様子に違和感なく同調できる。しだいに見えてくる隣人の正体(!?)と結末、そしてラストに登場した年配の女性がふいにニヤッと笑った瞬間、声を上げそうなくらい怖かった。
その笑いと、メインのストーリーと別に登場してくる、人々の目には見えないらしい(霊感の強い女にだけ見えている)黒衣の男が、次の話へと繋がっていく。
そして、2つ目の事件。さきほどの部屋で暮らすミュージシャン崩れの男と、その誕生日に集まったガールフレンドや友人カップル。いつの間にか、常軌を逸して干渉してくる大家の話題になり、すぐに大家本人も姿を現して。
大家の奇妙な振る舞いに翻弄される入居者やその仲間とともに、観客も固唾を飲んで成り行きを見守った。
なるほど、人間の怖さについての物語だったなぁ、と思う。
「黒の人々」は、この話の続きになっているとのことなので、できれば両方観たかったな、と思った。
満足度★★★★★
おもしろ怖かった
久しぶりの江古田のガールズで、白の方を見たんだけど、いや、面白かったわ。
笑えて怖いって感覚はあんまり経験したことないけど、そこが江古田だね。
特に後半の方は怖くて、笑いながらドキドキしながら見てしまった。
中のコントもくだらなくて江古田っぽくてよかった。
白だけにしとくつもりだったんだけど、黒も見れたら見たい。お盆ひまだしww