うちの犬はサイコロを振るのをやめた 公演情報 うちの犬はサイコロを振るのをやめた」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.6
1-20件 / 26件中
  • 満足度★★★★★

    観劇三昧で鑑賞しました。
    ギャグパートもシリアスパートも面白くて色んな感情を揺さぶられる劇でした!
    ラストのキャバレーのシーンで演者さん達が最高にキラキラしてて素敵でした。大好きな演目です!

  • 満足度★★★

    ゴルバチョフ、素敵でした。
    東京、大阪と二度拝見しました。

  • 満足度★★★★

    鑑賞日2016/07/30 (土)

    未来を観ることができる犬のたどった数奇な運命と彼が出逢った一人の少女の物語なんだけど、これが、ファンタジーめいたじんわり温かいストーリー……になんかどうしたってならないのだ。

    その犬 ゴルバチョフが、未来を観ることができるようになった経緯は物語の中にあるけれど、彼が人間の言葉をしゃべれるということ自体はもうそのまま受け入れるしかないし、彼の仲間となる連中が、なんだこれ~!という奇妙なキャラクターたちだ。

    けれど、そういう破天荒な外見から立ち上ってくる作品の骨格は、無私の愛情を描いた温かい物語だった。ラストでゴルバチョフが観た(未来の)シヅ子があまりにもキレイで涙が出そうになった。破天荒で馬鹿馬鹿しくてくだらなくて、でも、ピュアでセンチメンタルな、そういう舞台。思い切り楽しませていただきました。

  • 満足度★★★

    PMCは随分前から知っていたのに、本公演は今回が初めて。コメフェスの『殿はいつも殿』とMrs.fictions の『近すぎて遠い』は拝見していたし、野口オリジナルさんは他団体で結構拝見している印象です。あくまでも個人の好みで言うと、演出がサービス過剰な印象。折角脚本が素晴らしいのだから、もっとシンプルに役者の演技だけで見せても良いのではないかと思いました。劇団の観客への姿勢は勿論素晴らしいと思いますが。良い意味で力の入った演技で楽しませていただきました。
    最後のゴルバチョフの姿は切なくて思わずウルウル。
    これからの伸び代に期待大な劇団さん、大阪公演の成功をお祈りしています。

  • 満足度★★★★★

    救いようのない喜劇
    結構やられた。俯瞰で見ると悲劇、間近で見ると喜劇な感じ。細かいボケやメタネタ、くすぐりが満載。最後はどんでん返しでも伏線回収でもないのに本当にやられた感。

    今年観た他の作品とのバランス考えて★5に修正。
    DVDで見返したけれど、ラストの展開については今年1番の作品かもしれない

  • 満足度★★★★★

    最高でした。
    ストーリー、音照も素敵でしたが、
    やっぱりなにより、丁寧に作られた笑いどころが最高でした。
    R-18ステージでしたが(笑)ストーリー崩れることなく、楽しめました。
    きっと座長さんが素敵に頭がぶっ飛んでいるんだろうなと思いました。
    今一番熱い劇団です。

  • 満足度★★★★


    大好きな作品なので大変楽しみにしていた。強烈なキャラが多いこの作品。二度目となるとインパクトが落ちるのは仕方ない。小劇場で感じたあの臨場感のようなものが大きくなった劇場という箱で、遠くなってしまっていることも仕方ないと
    思いつつ、それでもラストに“やっぱイイ脚本だわ”と胸が詰まった。再演ならやはり小劇場がいいなと思いつつ・・・・それでも初見の方にはぜひぜひ観てほしい作品。

  • 満足度★★★★★

    素敵です
    生まれて初めて、同じ公演を2回見させて頂きました。今まで、素晴らしい作品に何度も巡り合ってきましたが、それでも、2回見るよりは、他の公演と思っていました。今回、PMC野郎、渾身の一作です。大阪の皆さん、是非、劇場に足をお運びください。

  • 満足度★★★★★

    笑顔で泣いた
    何から語ったらいいのやら…!

    笑って、泣いて、笑って、泣いて、笑って笑って、泣いて。

    約120分の間に、どれほど感情が揺さぶられたことか。

    爆笑の後に泣くなんて。
    感動の後に下ネタで笑うなんて!!

    倫理観的にギリギリな笑いや、オシャレな(?)下ネタ、常軌を逸した設定等はお手のものなPMC野郎さん。
    それだけ聞くと「あぁ、コメディ劇ね。」と思われてしまうかもしれませんが、全然違います!

    心臓、持っていかれます。

    ラストシーン、笑顔で泣きました。

    ネタバレBOX

    R指定公演だったのですが、サイショモンドダスト★さんの文字通り全身全霊のお芝居が目に焼き付いています!
    全身から飛び散る汗と熱量が本当に凄くて、思わず「頑張れー!」と大きな声で叫んでいました!!
    カーテンコールでの(この設定を聞いたとき)「無理だよって思ったんですけど」という言葉通り、本当に難しい設定だったと思いますが、
    見事やり遂げ、大爆笑を巻き起こした彼は本当に凄いと思います!
    珍太郎、最高でした!

    また、沖野さんの新しい一面を見れてとても新鮮でした!笑
    この間まで坂本龍馬だった方の貴重なお姿を見ることができました!笑
    三列目だったので、じーーーーっくり見させてもらいました!笑

    そしてなんといってもシヅ子ちゃん。
    愛らしくて愛おしいシヅ子ちゃんですが、
    最後の歌とダンスは圧巻でした!
    弾けるような笑顔が素敵だし、
    歌もダンスも格好良い!
    その他のダンサーさん含めてみんな笑顔でキラキラしていて、
    こちらもつられて笑顔になってしまうのに、
    何故か涙が溢れてきました。

    なんて心温まるヒドイ話だ!と思っていたら

    ラストシーンの笑顔でまた泣かされました。

    シヅ子ちゃん、大好きです!
  • 満足度★★★★★

    更にパワーアップ!
    初演も見てますが、再演は初演を踏襲しているのは当然のことながら、更に奥深くなっている印象を受けた。不思議である。何度も見ると見慣れて感動が薄れる事が多いのだが、この作品は例外で何度みても新たな発見があるのだ。まだ見てないという方は見ましょうよこれ。見ないと損します絶対。高校生にも大学生にもたくさんの人に見て欲しい。

  • 満足度★★★★★

    【R18回】珍妙な設定にくるまれた美しさに涙
    土曜ソワレを観劇。

    初演が、私の初「PMC野郎」でした。
    (そしてその時もR18回を観てました・笑)

    上演時間は約120分。

    再演、嬉しかったです。
    役者が変わって演出なども変わって、
    とても楽しかったです。

    大人になった小学生男子達の
    アダルティかつ馬鹿馬鹿しい遊びが入ったR18公演でも、
    本筋の楽しさと切なさ、
    残酷さや愛情の美しさは損なわれることなく、
    ぼろぼろに泣いてしまいました。


    開演前パフォーマンスは開演20分前くらいから開始。
    開場時間の時点で、
    すでに開演前パフォーマンスの登場人物は舞台の上にいるので、わくわくです(笑)
    あれを東京で観れるとは思いませんでした(笑)


    有料の販売パンフレット(2000円)には
    役名やビジュアルが記載されていますが、
    劇場入ったときにスタッフさんがくれる束に入っている
    「忙しすぎるキャスト達」一覧には
    正式な役名は書いておらず、
    でも本編を観れば
    「あぁ、この役はあの○○○のことだな!」
    ってピンとくるように書いてあるので、
    奇想天外な登場キャラクター達を上演中新鮮に楽しめるのも上手いなぁと思います。

    終演後は役者さんがロビーに出てきてパンフレットにサイン等書いてくれるのですが、
    スタッフさんが通路の確保に細かく気遣ってくれていて、
    すぐに帰りたいなって思ってる人(電車の関係とか…)にも
    優しいなと思いました。

    ネタバレBOX


    「ここは(国名)だから!」って感じの序盤のやりとりや突拍子のない登場キャラクター達に、
    そんなむちゃくちゃな、と思ってしまいそうになりますが
    「いいたいことはそこじゃないんだ、
    これからの話なんだ!」
    というような、
    その勢いに押されて観るのが楽しい作品。

    ゴルバチョフがシヅ子に初めて(ダンスの練習してる時の方)会ったときの表情に泣かされ、
    ゴルバチョフがシヅ子に会いに行った時の(空襲時)の優しいやりとりにさらに泣かされ、
    その後のビジョンで(歌詞にも!)とどめをさされました。

    はっきり言って「見目が良い人」の話ではないのですが、
    それが彼らの生きざまの美しさを際立たせていて、
    大好きな話です。


    サイショモンドダスト★さんの某シーンは
    通常でも衝撃的(演劇手法的な意味で)でしたが、
    R18で追加された要素でさらに衝撃的になっていました…!
    「がんばれ」のシーンは、
    そんな彼を心から応援したかったので
    その機会が劇中に設けられていて良かったです(笑
  • 満足度★★★★★

    好例の開演前寸劇
    本編もスケールアップしていて超良かったんだけど、開演前の寸劇が毒が効いててPMC史上最高傑作ではなかろうか。

  • 満足度★★★★

    祭りのあと
    頭を空っぽにして楽しめる敷居の低さと、あちこちに隠されている笑いの要素が魅力です。そうやって馴染みきった特徴的なキャラクターに、最後は感情移入していました。サービス精神たっぷりの舞台です。

    ネタバレBOX

    笑いながら当たり前のように存在している奇っ怪なキャラクターが最後に見せる男気に、思わず泣きそうになっている自分がいました。
  • 満足度★★★★★

    終演後、涙
    良かった。
    観劇中はそうでもなかったが、なぜか終演後に涙が出た。

    初演時よりも洗練され、見やすくわかりやすくなっており、感情が揺さぶられた。
    スケールが劇場の規模にぴったり合っていたのも理由のひとつと思う。

  • 満足度★★★★★

    やっぱりすごい芝居
    やっぱりすごい芝居だと思う。
    再演で話の筋は判っているのに、同じように衝撃を受ける。
    このアイデア、構成、ナンセンスと批判精神、そして被り物の存在感。
    増田赤カブトさんの成長と、顔が小さくすっきりしたことに改めて感動する。
    相変わらず誰だかわからないぬいぐるみが似合いすぎる加藤慎吾さん、
    この芝居のシリアスな重みを一身に背負う横尾下下さんの凄み、
    シンプルな舞台でスピーディーな場転と効果的な映像の使い方、
    効果音のタイミングの良さ、キャバレーのダンスのレベルアップなど
    「ん・・・?」と思うところをチャラにしてしまうパワーとドラマ性がある。
    役者さんは大変だろうに、客入れの時間までエンタメに徹するところが好き。

    ネタバレBOX

    まだ大陸に満州国があった頃のこと、何でもありの中国にはしゃべる犬がいた…。
    その犬ゴルバチョフは、旧日本軍の手術によって「未来を見通す能力」を植え付けられる。
    この能力のせいで彼の人生は大きく変わり、ついには大きな決断をすることになる。
    未来を見てしまった彼が最後に変えたかったのは、一人の少女の運命だった・・・。

    「ちょっと、しょう油取って」という犬の第一声がいいんだな。
    ニワトリやトカゲ、マッサージチェアがフツーにしゃべって人間と仕事したりする、
    この“既成概念を強制的に取っ払う設定”がいい。
    世界観が広がってその後の展開は超自由、人間って奴のダメっぷりが際立つ。

    いつもながら笑っているうちに怖ろしい事実が明かされ、
    ゴルバチョフの苦悩が浮き彫りになる。
    幸福な生活がすべて頭の中の世界だったということ、その世界を変えるべく
    身を挺してシヅ子を守ることを決める決断。
    加藤慎吾さんの台詞は、軽さと重さのバランスが絶妙。
    それまで一度も吠えなかった彼が、ラストシーンで一度だけ長く吠える。
    その切なさ全開の演出が秀逸。

    CR岡本物語さんの芸達者ぶりも素晴らしい。
    グレーのカツラが素敵すぎ!(いつもこれでいいんじゃね?ってくらいです)
    野口オリジナルさんが惜しげもなく晒す(ほぼ)裸体の美しさ、
    ためらいのなさが潔く清々しいので台詞に説得力が増す。

    客入れの時のパフォーマンスも(人馬一体のアレも好きですが)力が入っており、
    ショートストーリーとしての完成度高し。
    いい気になったミッキーマウスがUSJに引き抜かれるという話だが
    ブラックな結末など吹原さんらしくて強烈な印象を残す。

    吹原さんの作品は荒唐無稽でふざけているが、それはすべて
    人間の黒い部分を描くため、その対極に置かれるものだ。
    被り物は、手段であって目的ではない。
    それがここまで鮮やかな劇団を私はほかに知らない。
    だから脱いでもすごいんです。
    次はR18に行くぞ。




  • 満足度★★★★

    より贅沢に
    2年前の初演よりもより贅沢な感じに。
    いろいろ「遊び」を増やしたからこそ、ラストがより際立つ、そんなところ。

    あと、開場パフォーマンスもパワーアップしていた。

  • 満足度★★★★★

    大当たり
    CoRichの評で、絶対好みだと思って行ったら、想像以上に好みだった。
    いや~、面白い、というか、なんかすごいわ。
    「心温まるひどい話」の意味が、やっとわかった。
    なんか、いろいろと観客サービスがユニークで、すごく楽しんだ。
    たしかにちょっと台詞が聞き取れなかったところもあったけど、なんとかなったし、あでも、音のボリュームは微妙かな。

  • 満足度★★★★★

    良い舞台を観れて、大満足!!
    2年前の初演を観た時の衝撃と感動が忘れられず、かなり期待して観に行きました。そして、その期待以上の素晴らしい舞台でした!!各シーン、各キャラクターがパワーアップしていて、新たなキャラクターも良いアクセントになっていて、もうホントに凄いのです。シヅ子の歌がとても上手くなってて驚きました♪話の流れやオチも知っているけど、それでも感動のラストシーン、ゴルバチョフから目が離せない。。あっと言う間の2時間、『ホントに良いもの観たなぁ』と心が温かくなりました。
    開演前のパフォーマンスがまた楽しい!日替わりゲストとかR-18公演とか、客を楽しませる工夫がたくさんあって、本当にありがとうございます!

  • 満足度★★★★

    二年前の思いが蘇る
    二年前の今頃、美津乃あわさんを目当てで見に行ったこの公演の再演があることを知り、家庭の事情でしばらく遠のいていた「劇場」に足を運びました。
    見に行けて本当に良かったです。
    新しい演出や追加の場面も加わって、吹原さんの才能の幅を存分に堪能しました。まだまだ才能の引き出しをたくさん隠し持っている余裕さえ感じました。
    半年空いていた観劇人生のスイッチがまた入ってしまいました。嬉しい悲鳴です。頃をみて後半またリピします。

    ネタバレBOX

    再演を感じさせないスケールの広がりを見る事が出来て嬉しかったです。
    前回「勧善懲悪」ともとれたストーリーが「悪の美学」が混じる事により、作品上の本当の意味でゴルバチョフの主役としての存在が増したように思えました。
    正直、この劇団は往年の劇団のようなスター役者も斗出して巧みな役者もいないのに、皆さんのにじみ出る人柄や熱量、そして何より吹原さんの才能でこんなに愛されているのだなと改めて思います。
    少し残念だったのは、あわさんや岡田さんのように大きな舞台に慣れている役者に比べて、他の方々の「劇場が大きくなった」という感覚が少ないのが勿体なかったです。真ん中より少し後方の席に座っていましたが、芝居が全部届いたのはこのお二方だけでした。特に赤カブトさんと下下さんが気になりました。
    後、BGMや効果音が大きくて台詞も歌もかき消していたのが残念です。スピーカーが近い訳でもないのでとても不思議でした。
    これからどんどん大きくなって欲しい劇団なので、辛辣な意見ですが今後改善されると嬉しいです。
    熱量をもらいにリピート観劇必須です。
  • 満足度★★★★★

    2年ぶりの再会
    もともと初演が大好きなので、贔屓目はあると思いますが、やはりこの作品が私は大好きです。
    喜怒哀楽の全てがそこにある、豊かな作品です。

    初演から2年、追加された要素と、演出家や役者・劇団全体のレベルアップにより、キャラクター達の魅力が増し、物語自体にも深み増したように思います。
    アウグストゥス(野口オリジナルさん)と正田主任参謀(岡田達也さん)は特に初演から変わったキャラクターです。
    初演で伝説的だった珍太郎(サイショモンドダスト★さん)の戦闘シーンも健在です。健在どころか長くなりました(笑)
    他のキャラクター達も、皆初演より更に魅力的になっています!
    という訳で、初めての人には勿論、初演を観た人にも楽しめる再演でした。

    劇場が大きくなったことで、キャバレーのシーンがより華やかになり、特にラストナンバーは初演よりぐっと輝きが増しています。キラキラしている!
    あのシーンは輝いていれば輝いているほど切なくなるので、とても良いです。輝くシヅ子(増田赤カブトさん)と、輝きの向こう側のゴルバチョフ(加藤慎吾さん)の二人の表情が涙を誘います。
    そもそも、劇場が大きくなったことにより、客席で感じられる熱量が薄くなってしまうということが無かったのが良かったです。

    そして相変わらず、開場中パフォーマンスの問題作(笑)に始まり、唐突に客席を巻き込んできたり、唐突に投げられるサインボール、そして個性的な物販等々、作品だけでなくいろんな部分で十二分に観客を楽しませてくれる劇団です。

    パワーアップしたこの作品にまた出会えて、本当に嬉しい。

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