満足度★★★★★
観劇三昧で鑑賞しました。
ギャグパートもシリアスパートも面白くて色んな感情を揺さぶられる劇でした!
ラストのキャバレーのシーンで演者さん達が最高にキラキラしてて素敵でした。大好きな演目です!
満足度★★★★
鑑賞日2016/07/30 (土)
未来を観ることができる犬のたどった数奇な運命と彼が出逢った一人の少女の物語なんだけど、これが、ファンタジーめいたじんわり温かいストーリー……になんかどうしたってならないのだ。
その犬 ゴルバチョフが、未来を観ることができるようになった経緯は物語の中にあるけれど、彼が人間の言葉をしゃべれるということ自体はもうそのまま受け入れるしかないし、彼の仲間となる連中が、なんだこれ~!という奇妙なキャラクターたちだ。
けれど、そういう破天荒な外見から立ち上ってくる作品の骨格は、無私の愛情を描いた温かい物語だった。ラストでゴルバチョフが観た(未来の)シヅ子があまりにもキレイで涙が出そうになった。破天荒で馬鹿馬鹿しくてくだらなくて、でも、ピュアでセンチメンタルな、そういう舞台。思い切り楽しませていただきました。
満足度★★★
PMCは随分前から知っていたのに、本公演は今回が初めて。コメフェスの『殿はいつも殿』とMrs.fictions の『近すぎて遠い』は拝見していたし、野口オリジナルさんは他団体で結構拝見している印象です。あくまでも個人の好みで言うと、演出がサービス過剰な印象。折角脚本が素晴らしいのだから、もっとシンプルに役者の演技だけで見せても良いのではないかと思いました。劇団の観客への姿勢は勿論素晴らしいと思いますが。良い意味で力の入った演技で楽しませていただきました。
最後のゴルバチョフの姿は切なくて思わずウルウル。
これからの伸び代に期待大な劇団さん、大阪公演の成功をお祈りしています。
満足度★★★★★
救いようのない喜劇
結構やられた。俯瞰で見ると悲劇、間近で見ると喜劇な感じ。細かいボケやメタネタ、くすぐりが満載。最後はどんでん返しでも伏線回収でもないのに本当にやられた感。
今年観た他の作品とのバランス考えて★5に修正。
DVDで見返したけれど、ラストの展開については今年1番の作品かもしれない
満足度★★★★★
最高でした。
ストーリー、音照も素敵でしたが、
やっぱりなにより、丁寧に作られた笑いどころが最高でした。
R-18ステージでしたが(笑)ストーリー崩れることなく、楽しめました。
きっと座長さんが素敵に頭がぶっ飛んでいるんだろうなと思いました。
今一番熱い劇団です。
満足度★★★★
箱
大好きな作品なので大変楽しみにしていた。強烈なキャラが多いこの作品。二度目となるとインパクトが落ちるのは仕方ない。小劇場で感じたあの臨場感のようなものが大きくなった劇場という箱で、遠くなってしまっていることも仕方ないと
思いつつ、それでもラストに“やっぱイイ脚本だわ”と胸が詰まった。再演ならやはり小劇場がいいなと思いつつ・・・・それでも初見の方にはぜひぜひ観てほしい作品。
満足度★★★★★
素敵です
生まれて初めて、同じ公演を2回見させて頂きました。今まで、素晴らしい作品に何度も巡り合ってきましたが、それでも、2回見るよりは、他の公演と思っていました。今回、PMC野郎、渾身の一作です。大阪の皆さん、是非、劇場に足をお運びください。
満足度★★★★★
笑顔で泣いた
何から語ったらいいのやら…!
笑って、泣いて、笑って、泣いて、笑って笑って、泣いて。
約120分の間に、どれほど感情が揺さぶられたことか。
爆笑の後に泣くなんて。
感動の後に下ネタで笑うなんて!!
倫理観的にギリギリな笑いや、オシャレな(?)下ネタ、常軌を逸した設定等はお手のものなPMC野郎さん。
それだけ聞くと「あぁ、コメディ劇ね。」と思われてしまうかもしれませんが、全然違います!
心臓、持っていかれます。
ラストシーン、笑顔で泣きました。
満足度★★★★★
更にパワーアップ!
初演も見てますが、再演は初演を踏襲しているのは当然のことながら、更に奥深くなっている印象を受けた。不思議である。何度も見ると見慣れて感動が薄れる事が多いのだが、この作品は例外で何度みても新たな発見があるのだ。まだ見てないという方は見ましょうよこれ。見ないと損します絶対。高校生にも大学生にもたくさんの人に見て欲しい。
満足度★★★★★
【R18回】珍妙な設定にくるまれた美しさに涙
土曜ソワレを観劇。
初演が、私の初「PMC野郎」でした。
(そしてその時もR18回を観てました・笑)
上演時間は約120分。
再演、嬉しかったです。
役者が変わって演出なども変わって、
とても楽しかったです。
大人になった小学生男子達の
アダルティかつ馬鹿馬鹿しい遊びが入ったR18公演でも、
本筋の楽しさと切なさ、
残酷さや愛情の美しさは損なわれることなく、
ぼろぼろに泣いてしまいました。
開演前パフォーマンスは開演20分前くらいから開始。
開場時間の時点で、
すでに開演前パフォーマンスの登場人物は舞台の上にいるので、わくわくです(笑)
あれを東京で観れるとは思いませんでした(笑)
有料の販売パンフレット(2000円)には
役名やビジュアルが記載されていますが、
劇場入ったときにスタッフさんがくれる束に入っている
「忙しすぎるキャスト達」一覧には
正式な役名は書いておらず、
でも本編を観れば
「あぁ、この役はあの○○○のことだな!」
ってピンとくるように書いてあるので、
奇想天外な登場キャラクター達を上演中新鮮に楽しめるのも上手いなぁと思います。
終演後は役者さんがロビーに出てきてパンフレットにサイン等書いてくれるのですが、
スタッフさんが通路の確保に細かく気遣ってくれていて、
すぐに帰りたいなって思ってる人(電車の関係とか…)にも
優しいなと思いました。
満足度★★★★
祭りのあと
頭を空っぽにして楽しめる敷居の低さと、あちこちに隠されている笑いの要素が魅力です。そうやって馴染みきった特徴的なキャラクターに、最後は感情移入していました。サービス精神たっぷりの舞台です。
満足度★★★★★
終演後、涙
良かった。
観劇中はそうでもなかったが、なぜか終演後に涙が出た。
初演時よりも洗練され、見やすくわかりやすくなっており、感情が揺さぶられた。
スケールが劇場の規模にぴったり合っていたのも理由のひとつと思う。
満足度★★★★★
やっぱりすごい芝居
やっぱりすごい芝居だと思う。
再演で話の筋は判っているのに、同じように衝撃を受ける。
このアイデア、構成、ナンセンスと批判精神、そして被り物の存在感。
増田赤カブトさんの成長と、顔が小さくすっきりしたことに改めて感動する。
相変わらず誰だかわからないぬいぐるみが似合いすぎる加藤慎吾さん、
この芝居のシリアスな重みを一身に背負う横尾下下さんの凄み、
シンプルな舞台でスピーディーな場転と効果的な映像の使い方、
効果音のタイミングの良さ、キャバレーのダンスのレベルアップなど
「ん・・・?」と思うところをチャラにしてしまうパワーとドラマ性がある。
役者さんは大変だろうに、客入れの時間までエンタメに徹するところが好き。
満足度★★★★
より贅沢に
2年前の初演よりもより贅沢な感じに。
いろいろ「遊び」を増やしたからこそ、ラストがより際立つ、そんなところ。
あと、開場パフォーマンスもパワーアップしていた。
満足度★★★★★
大当たり
CoRichの評で、絶対好みだと思って行ったら、想像以上に好みだった。
いや~、面白い、というか、なんかすごいわ。
「心温まるひどい話」の意味が、やっとわかった。
なんか、いろいろと観客サービスがユニークで、すごく楽しんだ。
たしかにちょっと台詞が聞き取れなかったところもあったけど、なんとかなったし、あでも、音のボリュームは微妙かな。
満足度★★★★★
良い舞台を観れて、大満足!!
2年前の初演を観た時の衝撃と感動が忘れられず、かなり期待して観に行きました。そして、その期待以上の素晴らしい舞台でした!!各シーン、各キャラクターがパワーアップしていて、新たなキャラクターも良いアクセントになっていて、もうホントに凄いのです。シヅ子の歌がとても上手くなってて驚きました♪話の流れやオチも知っているけど、それでも感動のラストシーン、ゴルバチョフから目が離せない。。あっと言う間の2時間、『ホントに良いもの観たなぁ』と心が温かくなりました。
開演前のパフォーマンスがまた楽しい!日替わりゲストとかR-18公演とか、客を楽しませる工夫がたくさんあって、本当にありがとうございます!
満足度★★★★
二年前の思いが蘇る
二年前の今頃、美津乃あわさんを目当てで見に行ったこの公演の再演があることを知り、家庭の事情でしばらく遠のいていた「劇場」に足を運びました。
見に行けて本当に良かったです。
新しい演出や追加の場面も加わって、吹原さんの才能の幅を存分に堪能しました。まだまだ才能の引き出しをたくさん隠し持っている余裕さえ感じました。
半年空いていた観劇人生のスイッチがまた入ってしまいました。嬉しい悲鳴です。頃をみて後半またリピします。
満足度★★★★★
2年ぶりの再会
もともと初演が大好きなので、贔屓目はあると思いますが、やはりこの作品が私は大好きです。
喜怒哀楽の全てがそこにある、豊かな作品です。
初演から2年、追加された要素と、演出家や役者・劇団全体のレベルアップにより、キャラクター達の魅力が増し、物語自体にも深み増したように思います。
アウグストゥス(野口オリジナルさん)と正田主任参謀(岡田達也さん)は特に初演から変わったキャラクターです。
初演で伝説的だった珍太郎(サイショモンドダスト★さん)の戦闘シーンも健在です。健在どころか長くなりました(笑)
他のキャラクター達も、皆初演より更に魅力的になっています!
という訳で、初めての人には勿論、初演を観た人にも楽しめる再演でした。
劇場が大きくなったことで、キャバレーのシーンがより華やかになり、特にラストナンバーは初演よりぐっと輝きが増しています。キラキラしている!
あのシーンは輝いていれば輝いているほど切なくなるので、とても良いです。輝くシヅ子(増田赤カブトさん)と、輝きの向こう側のゴルバチョフ(加藤慎吾さん)の二人の表情が涙を誘います。
そもそも、劇場が大きくなったことにより、客席で感じられる熱量が薄くなってしまうということが無かったのが良かったです。
そして相変わらず、開場中パフォーマンスの問題作(笑)に始まり、唐突に客席を巻き込んできたり、唐突に投げられるサインボール、そして個性的な物販等々、作品だけでなくいろんな部分で十二分に観客を楽しませてくれる劇団です。
パワーアップしたこの作品にまた出会えて、本当に嬉しい。