満足度★★★
武者小路実篤作「生命の王」
「太陽」と「月」に披露される、人間の営み!
「自然」「神」「悪魔」が介入する人間の営み!
一郎から七郎の7人兄弟の人間界での物語!
原作を読んだ事は有りませんが、武者小路さんの世界、「太陽」「月」、「自然」「神」「悪魔」、そして「作者」という構図が冗長で、少し説教臭い感じでしたが、役者さんは凄く熱演!
三郎、五郎、七郎の清廉さに救われる感じはあって、舞台装置や演出もなかなかの力作でした!
武者小路さんの世界観に?な感じがありましたが、役者の皆さんが好演で、良かったです♪
満足度★★★
主張は抑え気味のほうが。。。
原作を読んだことはありませんが、人間を卑下しつつも愛すべき存在というテーマと理解しました。ただ、人間を達観視した劇中のセリフは作者(武者小路実篤)の主張なのでしょうが、私にとっては耳障りでした。主張は抑え気味で、観客それぞれに考えてもらうような構成のほうがよかったのではないでしょうか。個々の役者さんは、全員個性的で、とてもよかったです。