満足度★★★★
観てきた!!!
『北限の猿』を観劇。
『カガクするココロ』と比べると自然さはやや控えめになって、
より演劇作品っぽさの感じられる演技、演出になっていたと思います。
作品の内容自体はこちらの方が好みです。
単純に猿の生態や遺伝子操作のお話が面白くて聞き入ってしまいました。
作品間の繋がりや共通点が随所に観られて、それらを見つけるのも楽しい。
ただ、2つの作品で同じ人物をそれぞれ別の役者さんが担当していたのには少し違和感がありました。
何か意図があるのかな?
科学するココロ
「北限の猿」を先に観たので、その昔この研究室では、というお話に。
ちょっとキャラクターの区別がぐちゃぐちゃになってしまったが、もしかしたら人間の進化はもう望めないかも…だけど精一杯生きているんだよ、というメッセージを受け取った気がする。
満足度★★★★★
観てきた!!!!!
『カガクするココロ』を観劇。すごい良かったです。
まず会場に入って、舞台美術に驚きました。
無機質かつ雑然としたところが大学の研究室っぽいですね。
すでに演技は始まっていて、いきなり作品の世界観に入り込んだような気分になれました。
ストーリー自体は特に起承転結があるわけではなくて、
研究室の日常を描いた会話劇といった感じなのですが、その完成度の高さにも驚かされました。
まるで演技に見えないというか、現実の一場面を切り取ってそのまま観ているような感覚でした。
一般の人がやるような演技がかった仕草だったり、ふと方言が出たりとか、
そんな細かいところもリアリティがあって良かったです。
満足度★★★★
2作品通しで見て
「カガク」は、あるプロジェクトをいったいどうするかを、現代口語演劇を通して青春科学もの、「北限」は、終盤に、大きなぬいぐるみの猿が登場し、人間から猿への進化途中の過程を若者たちからの視点で描いたのがよかっちし、2作品通してみると「変化」が見えましたね。
満足度★★★★★
【北限の猿】24年ぶりに鑑賞/90分弱
確かコレは同じこまばアゴラ劇場で四半世紀前に初演を観ている。
内容は、その続編でありながら『カガクするココロ』の粗悪なコピーみたいで、サルのウンチク話をはじめとする雑談がとりとめなく続くユルユルした展開に辟易したが、途中からピントがどんどん引き絞られて緊張感が増していき、身を引き締めて鑑賞。
この“緩急”にやられた。。。
満足度★★★★
【カガクするココロ】約100分
あまり人間味を表に出さない平田オリザの、若き日の迷いや悩みがそのまま詰め込まれたかの如き内容で、引き込まれた。
今や功成り名遂げた平田オリザにも、悩める青春期があったのだなぁ〜、と、当たり前のことに感じ入ってしまった。
それから、今まで観た平田オリザ作品の中で、軽みと重みのバランスが一番よかったように感じました。
満足度★★★
「北限の猿」
ミクニヤの「東京ノート」を観た後だったが、速射砲的会話劇か?というのは杞憂だった…けど、 ラボで猿を研究/観察する研究員・学部学生達を、客席から見ている自分たちは何者なのか、とか考えてしまふ。。。
人間は進化してるのか?と(苦笑