満足度★★★★
世界は荒廃し、心も荒れている。
そんな中でも新たな生命を宿し愛し合う者たち。
子供達は純粋、無垢に、健気に生きているが、そこはとても平和な世界とは言えなかった…
榊原徹士さんに尽きる。
ここまで徹底的な悪役で、しかも最後まで悪に徹した役は、
なかなか観られないと思いました。手加減無し。
終演後も耳にあの甲高い笑い声が残っている様でした。
1つの舞台であそこまで荒廃した世界観をセットを含めて描ける力量に驚きました。
主題歌を歌われ、無邪気な子役を演じられていた若林倫香さんも印象的でした。