満足度★★★★
今までとはちょっと違った作風?
家庭用家族ロボットを試用(&学習させる)することとなった開発者一家の物語、カレル・チャペックの『RUR』と共通するブキミさも漂わせつつ、もっとずっと近い将来、もっとずっと身近で親しみやすい設定で、笑える部分も多く、さらに家族のホンネに関するちょっと皮肉な考察も配合するところなどいかにも離風霊船流。(終盤でいくつか挙げられる事件もそうか)
その一方で、笑いのとり方から全体の雰囲気から、今までとはちょっと違った作風になっていて、25周年を迎えても常に進化し続ける、な感じ?
今までとは違うといえば「ちょっと」どころではなく違うのが装置が崩れたり(笑)大きく変化したりしないということ。が、装置は動きませんがいつもと変わらず観客の心は大きく動きます、なんつってな~。
なお、26日にC列10番で再見。
満足度★★★★
リブレセンらしい作品だったな・・・
家族の視点から、今起こっている世情を描いている、リブレセンらしい作品でしたね。
今回は家族の中に、別の家族を入れるコトによって、その表現が広がっていた感じもしたし・・・
前半のロボットが学習していく過程では大笑いし、そして最後に迎える顛末の怖さのギャップも良かった。
ただ「何故、こうなるの?」という様に思ってしまう処があったのは、残念だったな・・・