満足度★★★
見巧者向けか...とりあえず感性で
タイ:B-floor 『Red Tanks』 、Democrazy Theatre Studio 『Hipster The King』
日本:ストアハウスカンパニー『Remains』 の3つのカンパニーの公演のうち、2本立。自分は日本:ストアハウスカンパニー、タイ:B-floor を観賞。
両方の公演は、その伝えたい枠組のみを提示し、外形の作り込みは観客に委ねる、そんな抽象的なものを感じた。その意味するところを正確に受け止めているか、その意を汲み取っているか、ということを考えた場合、随分と息苦しさを感じてしまう。観ている内容はそのまま無条件に受け入れる、という情報の垂れ流し的な思いで観るのも嫌になる。
人間の五感の演劇を見ているが、その大部分が視覚に頼っている。その(自由)に感じることの面白さは伝わる。
映画「イヌジニ」のコピーで、首輪をはめられることによって「自由」になれた、と言った趣旨のことがあったが、まさしく視覚に頼るだけ(それも大切)、そんなことを感じさせる深いイベント公演。
満足度★★★
感じることが試されるか…
パフォーマンスというものなのか…???
左脳を眠らせ、右脳で感じるべき作品なのだと思う。
ストアハウス版
細胞?内面活動?脳の再現?なかなか興味深かった。
洋服たちを絡めてからが長すぎるような気もした。
1時間くらいで再構成したら良いのになと思った。
B-floor
なんだか退屈だった。
満足度★★★★
2本立て
1公演で日本のストアハウスカンパニーの身体表現とタイから招かれたB-floorかDemocrazyどちらかの公演を観ることができる、2本立てである。自分は、ストアハウスカンパニーの「Remains」とDemodrazyの「Hipster the King」を拝見した。間に役20分の休憩が入る。Remainsは身体表現であるから、観客が何をどう解釈しようが観客の自由である。自分の解釈は追記で述べさせて頂くが、こちらもとても興味深く拝見した。一方、Hipster the Kingはちょっと意表を衝いた作品になっている。笑わせ方にも大きな比重を置いているが、非常に知的な作品である。(追記後送)