満足度★★★★
余韻もね。
新宿眼科画廊スペースO。いつもフックを感じる尖った作品がかけられる。
時給8000円のバイト面接に残った3人の女。
良い意味に抑制された感情の発露が生々しく台詞に息づく
個性の投げ合いの様な3人の存在感が狭い空間を飛び出すように感じられる。
物語的には爆発力も転換力もないが
、リアルさのない奇妙な物語に鼓動を感じる演出も妙にはまる。
満足度★★★★
無題1800(16-090)
19:30の回(晴)。
ゴールデン街では火事、赤色灯、消防車多数。19:00受付、開場。逆ハの字のベンチシート+椅子席。
奥の隅に男が(一見偉そうに)座っている。SE短いサイクルで反復、19:17チェロ風の音が重なりシンクロ。男は一旦出てゆくがすぐに戻ってくる。
19:29前説(90分、遅れている客待ち)、19:39開演~21:02終演。
舞台は面接会場、奥の隅にあったのは「副社長室」、クリップをつなげた(ような?)カーテンで仕切られている。
こちらは初めて。るんげさん「偽典・地獄変(2013/4@pit)」「アンサータン・ストーリーズ(2014/10@MOMO)」「ツヤマジケン(2014/7@王子)」「ころころころ(2015/2@荻窪小)」、嶋谷さん「アダムの肋骨(2015/4王子小)、」甲斐さん「回帰熱(2015/1@OFF)」。
個性的というよりはそうとう変わった(超マイペースな)人たち。
感情の発露ではなく抑制的な方向、内部の温度は圧力で上昇する。
ここで「宿直」を観るとは思わなかった(笑ってしまう...)。
いいひとだけではビジネスにならないのが世の常だとすると...。
満足度★★★
意外でした
フライヤーの雰囲気で、少し過激というか危ない感じのストーリーかと思っていましたが、観劇後は、ほんわかという印象でした。怪しい雰囲気で進み、ラストは笑顔になれる意外性が良かったです。役者さん達は、それぞれの役柄を好演していましたが、特に副社長役の役者さんの、仕事は出来るが女性に対しては不器用な感じが良かったです。面白かったです。
満足度★★★★★
オタクが世界を変える!?
今作は、破格の時給に応じてきたアルバイト募集の応募者1万人の最終選考に残った3人を面接する話として物語が展開してゆく訳だが、以下のような問題提起も為されており、眼科画廊のがらんどう空間を上手に処理し、シナリオ、演出、演技もハイレベルである。実に刺激的で面白い作品だ。(追記後送)