満足度★★★★★
無題1732(16-022)
18:30の回(晴)
18:20会場着、1階では当日券待ちの列、2階へ上がり受付。
1階は指定席で19列目とかなり後方でしたが、全体はよく観えます。
3部構成、18:37開演~19:02、休憩、19:12~19:47、休憩、19:58~20:39。4年有志3作、舞踊学専攻推薦2作、各研究室6作、エンディング。友人から大きな声がかかるのは卒業公演らしい。
とにかくすべての点で素晴らしい。ダンサー、(表情を含む)振付はもちろん、舞台装置、衣装、照明など、ひとつも欠かせないダンスの要素。
当パンによると80名強のダンサー。
この卒業公演、以前は府中の森芸術劇場で行われていたもので、毎年、高い水準の作品が上演されてきました。さらに卒業公演ということで客席も盛り上がります。
ニチジョは毎年5月に@アサヒ・アートスクエア「ぴちぴちちゃぷちゃぷらんらんらん」という公演を行っていて、こちらは会場の関係もあり、あまり凝った美術はないこと、奔放な発想から生まれる奇抜な作品も採り上げられ、ときどきついてゆけないこともあります。
本作は寸分も目を離すことができないほどの完成度、弾ける身体、色とりどりの衣装が揺れる夢幻の群舞の美しさはなんともいえません。
弾け、漂い、佇み、寄り添い、駆け抜ける...こんな作品を観ることができるとはありがたいことです。