ドラキュラの憂鬱 公演情報 ドラキュラの憂鬱」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.3
1-6件 / 6件中
  • 満足度★★★

    結構なお手前
    雰囲気ある洋館のセットではあるが肖像画に笑わされてしまった。この芝居で私の持つヴァンパイアのイメージがすっかり崩れてしまった(;一_一)
    代わりに彼らが人と共生してゆく苦労を知った。ドタバタのまま終わってしまうのかと思ったが終盤は木綿のハンカチーフ(実はハンドタオルを持参)が必要であった。こんな愛の形があってもいいと思える作品に出会えました。

  • 満足度★★★★★

    守るべきは蚊族か家族か
    今や絶滅危惧種となった蚊族の末裔のお話です。

    ネタバレBOX

    まずセットがとても素晴らしく、肖像画や年代を感じさせるテーブルや階段等、ドラキュラ家のダイニングルーム感がよく出ていたと思います。

    また、芝居のテンポが素晴らしく、少ない暗転でテンポ良く話を展開させていたと思います。

    役者陣では谷口有さんが子孫繁栄か子の代で終わらせるべきかの狭間で苦悩する父親役をユーモラスに演じていたと思います。
    また二女役のあおきけいこさんがしっかり者でクールビューティなキャラクターを好演、谷口さんとシリアスとユーモアの両極にポジジョニングしたことにより、見ごたえのある舞台になったと思います。
  • 満足度★★★★

    ドタバタコメディ・・ちょいホロリ・・って感じでしょうか
    ふ~む 特に吸血一族という話は無くともよかったんではなかろうか?
    とか思えた1時間50分ほどの作品

    でも肉体使うドタバタ系は観てて結構面白く(^^)
    強調されたアクの強いキャラクターたちは嫌悪感・違和感なく楽しめた♪

  • 満足度★★★★★

    強烈!!
    もし同時刻でやっている政治資金に関する舛添都知事の弁明記者会見の方が面白かったらどうしようと思いましたが、こちらのぎょろっとした方も面白く杞憂に終わって良かったです。

    ネタバレBOX

    人の血を吸わないと生きていけない人間、蚊賊の存続をかけて、娘たちのために開いた婚活パーティーの話。

    婚活パーティーに訪れた男たちに少し役不足感はありましたが、強烈な個性の父母と娘たち、それに的確なツッコミがあり満足でした。
  • 満足度★★★★

    期待以上の面白さ!!
    セットも良くできていました。
    ず~っと笑いぱなしでした。
    ダンスもキレが有り、良かったです。
    ただすぐうしろの席の人が最初から馬鹿笑い?
    しているのが気になりました。

  • 満足度★★★★★

    初日を観劇。
     舞台美術は中々凝ったものである。如何にも豊かな旧家のそれも洋式の館。これが、蚊賊と蔑まれてきた一族に残された唯一の財産。(追記後送)

    ネタバレBOX

    そもそも、蚊賊が日本に渡って来たのは飛鳥時代、シルクロードを経て渡来したとされるが、ブラム・ストーカーの描いたドラキュラとは異なり、霧となって隙間から忍び込むことも、怪力を持つことも、また蝙蝠となって宙空を舞うこともできない。人血を啜らなければ命に係わるという特殊体質を持つだけで一般人と能力は変わらない。日本で最も蚊賊が増えたのは江戸時代と言われるが、島原の乱で叛旗を翻したのは実は隠れキリシタンではなく、蚊賊だったという。(初日ということもあり、序盤ややかたかったもののおいおいよくなろう)

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