ワークインプログレス・子どもたちは未来のように笑う 公演情報 ワークインプログレス・子どもたちは未来のように笑う」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.5
1-8件 / 8件中
  • 満足度★★★★

    妊娠
    面白い。80分+AT30分。

    ネタバレBOX

    子どもや出産をテーマに、朗読して劇してという作品。ワークインプログレスの意味ってよくわからんが、作品として楽しめた。

    始発とか終電のくだりがくだらなくて笑えたし、全体的になかなか濃淡があったかな。ラストのダウン症の子(障害児?)が生まれるかもという女と、生めという姉と生むなという店員のとこは、もうちょい刺さってくる感じがほしかった。

    あと、落合監督のエッセイは、(テーマと外れてても)面白かったし、胎児の女の子の子宮には一番卵子があるというのもへーとなった。民俗学(橋とか水子の関係)の本も、非常に興味惹かれた。

    ATでアホと言われた大村わたるの秋の演技に期待している。
  • 満足度★★★★

    好きだなぁ
    特に男三人での父親学級の待合室での会話。あの「あるある」感。その他この公演を観て本をとても読みたくなった。本公演忘れずに観に行かなきゃ!!

  • 満足度★★★

    見えづらいし
    尺伸ばしだし

    ネタバレBOX

    妊娠に絡む話。

    ですが、最後のエピソードをやりたかっただけで、妊娠に絡む文芸作品の朗読などは単なる尺伸ばしのように思いました。

    お母さんが羊水検査を知らないのは不自然でした。妊娠した女性が売り言葉に買い言葉のような、ダチョウ倶楽部のどうぞどうぞに引っ掛かったような形でダウン症の恐れのある赤ちゃんを産む決心をしましたが、ウエイトレスの作戦だったのかもしれません。

    小芝居ではありましたが、男女のぐだぐだ関係で、これは始発だーは面白かったです。

    大相撲だって土俵の柱を無くしたくらいなのに、あの柱は何なのでしょう。見えづらいだけでした。
  • 満足度★★★

    ネタばれなし
    秋の本公演は楽しみだが、宮沢章夫のアフタートークが面白すぎ。

  • 満足度★★★★

    子どもより夫婦や母親の心の形・・
    なのかな、と思った。

    確かに子どもは素敵だ。存在自体が素晴らしい。キラキラしている。

    でも、たとえば夫婦が子供が産めないからといって離婚するものなのか?

    自分が将来結婚して、奥さんが子どもが出来ないからと言って離婚するのか?

    そのことが原因で離婚するとは到底思えない。子どもが出来れば素敵だとは思うけど、勿論。

    子どもというのは目的じゃなく、夫婦の間で幸せなコミュニケーションを積み重ねた末の予期せぬご褒美のようなものだと思うし、そうであってほしい。

    そう考えると何に注目したらいいのか分からないぼんやりしたタイトルそのものがまず疑問だ。

    未来のように笑う子どもに誤魔化されたらいけないんではないかな。地道なコミュニケーションこそが重要だ。

    観に行くのか若干迷ったが見ることにした。ちょっと遅刻したけど(苦笑

    ネタバレBOX

    戯曲の作者の目線が男性か女性かで大分違う。

    もちろんそれを取り上げた役者の意図によっても。

    気のせいか女性目線の作品が少ないのは日本の演劇の特徴だ。唐十郎なんかが出てくると演劇的ではあるけどずいぶん偏ったものの見方だなあと改めて思う(苦笑

    これを作品に組み込むと癖のある作品なだけに全体を通した作品の解釈がぐんと難しくなる気がする。

    子どもは素敵だ。でも、正直もっと子供のいない人たちの子どもが居なくても幸せに普通に暮らせる話を盛り込むべきだったと思う。

    子どもの存在の話をするなら逆にもっと不在の話をした方が良いと思う。

    子どもがいない状態でも幸せな夫婦の話がもっともっともっと必要だと思う。夫婦の子どもも「子ども」なら、子どものいない夫婦の奥さんも元は誰かの子どもなのだから。

    「子どもがいない夫婦も未来のように笑うよ」とタイトルに追加すればよかったのにな、と思った。

    ワークインプログレスとはいえそういう意味で構成的に悪かった感は否めない気がした。

    それでも、こういう作品がもともと少ないせいか成果はあったと思う。

    子どもたちが未来のように笑うとはどういうことなのか?

    最近関西で子どもが観客で歓迎される舞台を何作品かみたせいか、作品だけじゃなく、観客の子どもより周りの大人の観客の緩さが重要なんじゃないかと思った。

    実際、自分が観たアゴラの観客席に子どもはいなかった。

    7時開演の開演時間の遅さも問題だと思う。子どもがもっと観客席にいなければ。分かりやすくなければ。子どもが退屈して声を上げても許すぐらいの寛大さも必要だと思う。全回11時開演にして、アフタートークだけ昼の回の録画映像を流した後夜に行えばいいんじゃないかとも思った。

    観客席に子どもがいない舞台で子どもを語る意味はなんなのか?

    議論?はもっとシンプルでも良いんじゃないかと思った。

    主役の子どももいなければ同じくらい重要な役割を果たす子どものいない夫婦の話も出てこないのはちょっと不足感が・・子どもが我々を笑顔にしてくれるわけじゃなく、子どもが仮に一人も存在しない世界でも我々が笑顔でいられるからこそ、そこに生まれ落ちた子供たちも笑顔でいられるからこその未来なんじゃないかという気も・・
  • 満足度★★

    70分強
    習作である今作では、“いま日本で子どもを産む”にあたって起こりうる色んな事態が提示されるだけにとどまったが、本公演はそれらをうまく絡み合わせて見応えある作品に仕上げてほしいもの。
    また、“いまの日本における出産・子育て問題”を“ネタ”として消費しているような軽みを感じもしたので、本公演に向けては、上の件に真摯に向き合い作品作りをしてほしいなぁ~、とも。

  • 満足度★★★★

    いかに9月の本公演につながる、110分
    本編では、寸劇や、リーディング(名作戯曲や妊娠や出産にまつわる本)や、妊娠や出産に関する表現で構成ながらも、どのように未来のように笑うのかという過程の一部が見られたこと、9月の本公演では、分厚くしっかりとしたコンセプトで望んでほしい、110分でした。

  • 満足度★★★★

    -
    断片的なリーディング複数と短編の羅列で、なんだかおもしろい。役者の技量があってこそだ。

このページのQRコードです。

拡大