KIZUNA 公演情報 KIZUNA」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 5.0
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  • 日常劇・群像劇そして怪異譚
    昼と夜の両公演を観ました。

    この作品は劇種としては、日常劇・群像劇そして怪異譚というもので、日本の伝統的な風景の中での展開となっています。観客席観点から言うと、役者の演技を楽しむものでは無くストーリー展開を楽しむ作品です。なのでネタバレは完全禁止でしょう・・ということなので詳しいことは書きません。どうやら主人公には橘杏さんを設定して書かれているようで彼女は出っ放しに近い状態になっています。
    そいう訳で、会場で配られたアンケートには…*印象に残った人は誰ですか?…という項目があったことに従って、その回答として書きます。
    まず、*岡田千鶴さんは実に見事に役柄を演じてました。ストーリー展開が主で役者にこれといった演技の見せ場が設定されていないこの作品ですが、彼女は最初から最後まで目立つ演技では無い味わいのある演技で通していました。舞台が終わって舞台メイクを落とした彼女を見かけたときは本来の御年齢でございました! 
    それから本日土曜のゲストであるの*伊藤えみさんは若い男の子で遊ぶのが趣味っていうようなキレイなオネエサン役を、今回、飛び込みに近い形の出演でも他の役者さん達とのギャップも感じさせずに演技感のある演技&良く通る声でハツラツ(?)と演じていました。彼女の美貌はそのオネンサンの役回りに良く合っているとも思える反面、このような地味な話の群像劇中では過剰な美貌が際立ってしまって田舎街バランスからは突出しちゃいっていたのも…
    他のかたが観てきたコーナーに書いている「ホームドラマそのもの」という感想は、この作品のあり方をよく表していると思います。私的には、舞台では役者さん達に劇場演劇空間ならではの演技をさせて欲しいというのが正直な感想です。ホームドラマはTVで見ます(見ないけど・・・)。

  • 満足度★★★★★

    ホームドラマそのもの
    作品タイトルの通り「絆」=繋がりテーマの作品で家族への絆、友人との絆が物語の基盤となっている。少しはコメディ混じっているのかなと思っていたが、少しもコメディは無く、ガチガチのヒューマンドラマで笑いは無かったもののかなり素晴らしい作品で、もう一度観たくなるような作品だと個人的に感じました。
    二日目以降も頑張ってください。

    ネタバレBOX

    岩田詩帆ちゃんと上田悠介さんのキスシーン
    尾崎礼香ちゃんのビンタシーンは必見です。

    クライマックスのお父さんの最後の仕事姿にハンカチは欠かせない。

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