満足度★★★★
確かにおとぎ話
バンド「おとぎ話」とのコラボと聞いて、昨年の「ねもしゅーせいこ」を思い出し不安になったが、今回はファンタジーに徹してバンドの使い方も割り切っていたので、エンターテインメントとして楽しむことができた。いつものねもしゅーのような強烈なヒネリはないけれど、分かりやすい物語を楽しむと観る側も割り切れば、楽しい舞台だと思う。それにしても、根本は梨木智香というストーリーテラーとして優れた劇団員を得たことは実に貴重なことだと思う。
満足度★★
おとぎ話目当てで
根本宗子嬢の名前は知っていたけど、観たことは無かったので良い機会だと早々に前売りチケットを買った。
過度に期待した訳ではないと思うけど、意外にベタ甘な「おとぎ話」で肩透かしを喰らった感じ。もっとドロッとしてたりブラックなのかと思っていたので。
おとぎ話の4人と演奏、それに美しい趣里嬢を観られたので、まあいいかと思っておく。
↓トラックバックが反映されないようなので、リンクを貼っておきます。
http://mizki4.seesaa.net/article/434265012.html
満足度★★
16本目
ライブ会場で、マイク使ってバンドとコラボ。演劇って言うよりショーって言う感じ。そして内容が、普通に寓話。何時もの世界観が好きなんで、これにはついて行けない。
満足度★★★
一番目立った格好で歩く 一番ビビッドな道を
まず内容以前の問題ですが、ステージが低く客席に雛壇も無い、ライブハウスでの演劇公演というのは無理があります。今回の新宿FACEという会場は初めてでしたが、前の人の頭で視界が遮られ、常に舞台の一部が見えない状態でいるのは非常に大きなストレスでした。どんなに傑作であっても、見えないのでは意味がありません。
また、客席後方の通路でお芝居をされると、前方の観客は何処で誰が話しているのか判らず、一瞬流れを見失ってしまいます。良い作品だとは思うのですが、今回はあまり舞台世界に没頭させては貰えませんでした。
最近の根本さん作品に顕著な、メタ的な展開は自分の好むところではありませんが、「ねもしゅー企画」作品は、月刊「根本宗子」作品とはそもそも趣が異なるようですので、たまにはこういう大味で遊び心のある公演を打つのも良いのかも知れません。
常に我が道を往く根本さんですが、「ねもしゅー企画」でひと暴れした後は、月刊「根本宗子」本公演の方で、またあの独特の繊細な筆致で泣かせて頂けたらと思います。
ラストの根本さんの姿は、「これからも面白い作品を創っていくから見てろよ!」と言う決意表明のようにも見えました。
できることなら、この作品を観て涙を流せるぐらいの童心を残したままでいたかったです。
満足度★★★★
ねもしゅーさん見直しました!
根本宗子さんの作品は1本見ていたが、その時は「女子のドロドロ」がただただキツーイ感じで描かれてて、笑えないし怖いしで、見終わった後いい気持ちにならなかったので以来敬遠していました。
この「ファンファーレサーカス」は、出演者の方に案内頂き、「いつもと違う旗色の作品」ということで、久しぶりに彼女の作品に赴く。
結果、良い意味で裏切られました!
以下、ネタバレボックスにて。
満足度★★★
まんま、おとぎばなし
コラボしたおとぎばなしさんから着想した
ファンタジーだったので、普段の根本さん作品よりおとなしめ
随所に根本さんらしいツッコミとか
劇中からはみ出す登場人物達が可笑しさを誘っていました。
演劇ファンとは違う感じの客席、みなさん満足してたようだから
まぁ成功なんじゃないでしょうかねぇ
個人的には物足りなさあったけど、
コラボするアーティストによってガラリと変えられるのは
今後のコラボ相手によって、もっと面白いのを期待出来ます。
ヴィレッジさん、、また企画して下さい。
満足度★★
約100分+長い長いカーテンコール
最近の根本宗子はメタ構造に頼りすぎ。
ねもしゅーなりの童話に挑んだ本作も、メタ構造をベースとし、それが許す楽屋オチ的お遊びに淫して、話はなかなか先へ進まず行きつ戻りつ、ストーリー性はかなり薄い。
ミュージシャンとのコラボレートは、前作よりも上手くいってたが…。
てか、そもそも、ファンタジー劇はねもしゅーの本分ではない。