満足度★★★★
おばこ
どこまでも優しくて人のいい花子なのに、がんばって妹のお嫁入りの準備をしたのに、その仕事と元愛人の保証金を払ったために結婚式に出席できなくなってしまうお話に泣けました。地元の友人の衣装を借りて妹を見送りその友人のために着物を譲りお金を渡して、と花子の今後が心配になりましたが、北海道で幸せになれそうな終わりに少しほっとしました。第二部の愛唱歌ではえりさんの歌が聞け、さらに山形出身のお客さんを舞台に招いての花笠音頭も楽しかったです。山形出身でなくて残念(笑)。
満足度★★★★
今も受け継いでほしい
小劇場系ではどうしても新作になってしまうし、それを観客が待っている。でもこうして約20年振りに上演となったこの作品をあの歴史的建造物でもある三越劇場で観ると楽しい。へぇ~という思いで観ることもできる。涙も出る。他にもそういう作品はたくさんあるんだろうなぁ。二部構成になっていてさらに楽しめました。