満足度★★★★
初日
岡本麗さんはまるでミヤコ蝶々さんのような言い回しで笑わさせながら哀愁を漂わす。鶴田真由さんは自分を閉じ込める寂しい女性を好演。ベニサンピットの『障子の国のティンカーベル』から、モダンスイマーズ『トワイライト』を経て、今回も素敵でした。やっぱりいいな。二人の絡みはまだ段取りを追いかける予定調和に見える。それぞれは素敵なので、これからもっと良くなるはず。鶴田真由さんのスマホ相手のひとり芝居はリアルだった。イキイキしてた。壁に掛かった額縁。混沌とした時間には真っ白だったのに、ラストは…。希望が感じられた。
満足度★★★
嫁と姑に友情は生まれるか?
生まれないですよね(笑)
でも、嫁と姑という肩書き(?)がはずれたら、どうなんでしょうか。
そんなことをこの舞台を観て思いました。
年齢も生まれも育ちも性格もおかれている状況もまるで正反対の二人・・・家族という縛りがなくなった分、言いたいことも言える関係になった気がしました。
東おんなに京おんな
先日「おかしな2人」と言うお芝居を見ましたが、これは日本版女性版、そして本当に2人だけしか舞台にいない「おかしな2人」でした。離婚した夫の母が突然転がり込んで来て始まる女2人の生活。2人の会話に笑いました。こんなお母さんだったら、ちょっとうるさくてやっかいだけど気を使わなくていいかも(笑)。里佳さんの性格ではそうはいかないのかもしれませんが。先日の舞台では役者が1回噛んだら10円の返金と言うのがありましたが、こちらで同じことをしたらけっこう返してもらえそうで・・・。初日と言うことですから、今後はきっと減ることでしょうが。