満足度★★★★
繰り返される日常の中の変化
わたしもそんなに良く観てるわけではないので、なんともあれですが、コンテンポラリーダンスの要素を含むっていうより、そのものだったように思います。
繰り返される逃げられない日常の中に起きるいくつもの変化と苛立ちとそこからの解放。
‥のようなものを感じました。
原作を知らないのでなんとも言えないのですが、分かりにくいようで、実はダンス等に対するアプローチは、基本中の基本で、初見者に対して割と親切だった舞台なのではないかと。。。
ダンスは日常的な動きの変化から生まれる……っていう感じの。
ドラム、パーカッション と コントラバス、エレキギター・ベースのWネック と エレキギター(リード)、キーボード という必要最低限の三人編成で音楽は場面にぴったりで素晴らしかったです。
演出は、自分があまり経験したことのない異次元の別世界を観てるようで、目の前の舞台で起こること全てを記憶に焼き付けようと思ったのですけど、悲しいかな自分の頭の脳の容量が全然追い付かなかったのがなんとも残念です。
森山未來さんは存在、動きからして素晴らしく、 初音映莉さんは妖艶でミューズ的な印象を受けました。
なんだろう、観ていて神楽を観てるような錯覚もして、なぜか日本的なものも感じました。
原作まったく知らないのですが、原作を目当てに行ったひとはどうだったんですかね。。??