後悔先に立たず。
実際の負担は桁違いの重圧だけど、それぞれの想いや関係性はよく掴める話だったと思う。役者間のやりとりも、納得した部分とそうでない部分、後から知った上で色々納得した部分があった。もっと選挙のお話かと思ったがそうでもなかったです。久しぶりにエビスに行かせてもらいました。
満足度★★★★★
barであることの本質
毎度、エビスの演目はハンカチ必須です。75分とコンパクトなのに、ストーリーの組合わさり方と帰結が美しい。バー公演だからできる、お酒を飲みながら、人間の深い部分を覗き込む感じが好き。
主演の大沼優記さんの役が、穏やかで優しくて、だからこそ寂しさがベースにある感じがしてて、語り始めた時にその片鱗を知れたし、解決?できたラストは込み上げるものが大きかった。実年齢より10歳上の設定なんだけど違和感無いんだよな。元々年齢不詳オーラあるし(笑)。
別軸で、長谷川太郎さんがリアルで痺れた。こういうタイプの人居るよな、って思う。恋人役の青木さんの演技も良かったから、最後に心が変わっていく時に累積したものがどっとくる。
至近距離で演じるからこそ技量が求められるわけで、それに応えられるキャストたちがすごい。