満足度★★★
寓話のようであるが、その訴えが弱い
冒頭は宗教色...受胎告知などという台詞が飛び出すような寓話のようで、期待感が高まるが...。この冒頭の壮大感は、本編に入ると萎んでしまう。
物語の展開に捻りがなく、描き方も表層的で観客(自分)の心は揺さぶられることはなかった。ファンタジーという謳い文句であるが、その作風も普通の劇のようで魅力を十分発揮していないようだ。
満足度★★★
世界観を大切に・・・
独特な世界観によるファンタジックな物語りは、なかなか魅力的であったが、
場転変化の乏しさ、メリハリのない演技が“世界観”をスポイルしていると感じた。
また、アドリブ的な“お遊び”は、この世界観にはそぐわず不要と思う。
“回転磁石”の世界観を昇華させてほしい。
満足度★★★
アングラ天使
天と地がところを変え、電子的アイデンティティが土に還るイメージが喚び起こしたものは、天使に白黒付けても神と科学は白黒付けるものではなく契り直すべきものとの告知だった。'遊び'の抗力から'緩急'の引力に重心が移ればファンタジックな次元に一層遊べる作品にちがいない。