満足度★★★
二次創作
夢と現の狭間のような、ミステリアスでおどろおどろしい世界観が凄く良かったです。
できればもっと大きな劇場で観たかった。
きっと、その方が映える作品、演出だったんじゃないかなと思いました。
大声過ぎてセリフが聞き取りにくいところもあったので・・・(^_^;)
二転三転、ひっくり返ってさらにひっくり返る
みたいな複雑な構成で後半は果たしてついて行けていたのか微妙です・・・
もう一度観たかった。
ちょいちょい入るコミカルなシーンが結構ツボでした。
グサグサ刺される小林くんと腐女子的な二次創作なくだりが面白かった。
音楽の数々も凄い良かったです。CDがあれば欲しかった。
ラストのダンスも圧巻でした。
満足度★★★★★
無題1722(16-012)
14:00の回(曇)
13:31受付、開場、今日は1列後ろに座ってみます。
14:08開演~16:15終演。
初日を観ていて2回目、お話がよく分かります。少し疲れがみえますが各キャラクターはフル稼働、役柄の「らしさ」がよくでていました。
小林少年は突き飛ばされ、簀巻きにされながらも燃える正義の心、大江夫人は品よく立姿よく、花崎さんは夢見心地でトリップ、作家トリオはいかにも怪しく何癖もありそう。
終盤、怒涛の叫びとダンスは何度見ても爽快。
ここは3回目。TOKYOハンバーグ「KUDAN(2013/11)」、Mono-Musica「アルバローザの花嫁(2013/12)」。
今後(3月まで)の予定では、お布団、あうるすぽっとのダンス、ゴーナナズ。
満足度★★★★
よき贋作。
江戸川乱歩の作品は図書館でよく読んでいたし、天地茂さんが演じていた明智小五郎のドラマは最近よくCSで観ているので、かなり興味深く拝見。
明智小五郎vs怪人二十面相という対決・謎解きのストーリーに加え、白昼夢ワールドが重なり、かなり満足。
白塗り度合いは薄かったせいか、あまり気にならず。。。いや、あのメイクが逆に気に入ってきた。目力がハンパない!
そういう意味では、今回の作品、最前列がオススメです!
満足度★★★★★
とにかく満足
過去公演の雰囲気ではちょっと怖いな〜という印象でしたが、
そんなことは全然なく、ワクワクしっぱなしでした。
2時間という、小劇場系では少し長いかな?と思いましたが
全く時間を感じず最後まで引きこまれました。
全力芝居ですが押し付けではなく、世界の統一感が良かった。
役者さんもみな魅力的。
観てよかった、出会えて良かったです。
満足度★★★★★
無題1718(16-008)
19:30の回(少し曇)
18:50会場着、19:00受付/開場。パイプ椅子+クッションの客席。舞台上に「紙芝居」セット(駿河茶箱)、手前に賽の河原に積み上げられた小石のように本の山。周囲は暗幕が張られています。
5作品目、会場の高さを巧く利用した舞台装置と演出。
当パンを眺めていてふと顔を上げると「白塗り」...大駱駝艦かと思ってしまいましたが、「絵」のなかの女の子とは似ても似つかない「男」の紙芝居パフォーマンス(初めて観ました)。
その当パンに脚本の米山さんは「高校生の時に多く読み耽りました」と書いています。私はというと、たぶん1冊くらいは持っているはずですが、短篇を含めまったく読んだことがありません。「人間椅子」「陰獣」というと「人間椅子(バンドのほう)」なら聴いていた...というレベル。浪人した頃から「SF」まっしぐらだったからです。
たまたま「鮎川哲也と十三の謎(1988~1989)」から新本格派の作品をたくさん読んだものの数年で収束。ただ、「乱歩」については、てがみ座「乱歩の恋(2012/1)@トラム」を観たことがあります。
前説、19:16(120分)、19:35~そのまま開演~21:37終演。
それぞれの衣装にオレンジの梯子状の模様、素顔に近い役者陣。
立体感ある舞台セットが迷路のようにもみえ、なかなか犯人にたどり着くことができない。一番そう見えない人物が怪しいはずなんだけれど、いい具合に(ちょっと都合もいいけど...)はぐらかされる。
ダンスはやはり「振付」だなぁ~と思うし、終わった後、肩で息をしている姿は清々しい。