ゴードンとドーソン Gordon&Dawson~妻と夫と虎の夢~ 公演情報 ゴードンとドーソン Gordon&Dawson~妻と夫と虎の夢~」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.0
1-5件 / 5件中
  • 満足度★★★★

    食が
    大事ということ、なら

    ネタバレBOX

    食によって喧嘩して、食によって元に戻ったゴードンとドーソンという一応日本人ではなく、日本ではない国の倦怠期夫婦の話。

    初っ端の超長いテーブルで夫婦の距離感が一発で分かりました。

    終盤、長いテーブルに13人が着席し、中央には渋いいい男ノのゾエ征爾さん、最後の晩餐は象徴的でした。最後に奥さんは虎に食われて死ぬようでしたが、アフタートークで影絵の虎が豚に見えた人がいて、観る側の勝手と言うか、親の心子知らずと言うか、笑わせてもらいました。

    構造上テーブルにお尻を乗せるような形で前後に移動するのは已むを得ないとある程度理解しますが、少なくともテーブルクロスが掛かっているときに靴のまま乗るのは、食をテーマにしていただけに食を軽視しているようで残念、不快でした。
  • 詩的な世界観
    私には、難解でした。

  • 満足度★★★★

    中年デオドラント
    人生の折り返し地点を過ぎると誰しも出てくる(と思う)中年の芳香。
    夫婦の食卓から起こる、追いつ追われつの不条理行動の行方を追っていたら、解けない知恵の輪を力任せに解こうとしたら却ってわからなくなりそうな気配のベケット展開というか。
    カップル女の発する、「違い」の言葉使いに、なんとなく野田(秀樹)の舞台を思いだし、また今回は笑いの世代的反応の違いを往々にして感じた。約2時間。

  • 満足度★★★★

    虎とだって、きっと・・・?
    一方通行×2 では双方向にはならない。‘つもり’が積もり、皆やたらと何かを探し回っている。やたらと長いテーブルの不思議が明かされる‘最後の晩餐’。同時に、取り戻すべき‘未来の晩餐’の光景と受け取りたい。

  • 満足度★★★★

    誤解・間違い・行き違い/約115分
    あれやこれやの行き違いが避けられない人の世への温かい眼差しが感じられる一作。
    O・ヘンリの著名な短編を思い出した。

    全体にやや淡白な気もするが、その淡さが味わいを生んでいる。

    ネタバレBOX

    マトリョーシカのギャグが面白かった。

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