満足度★★
らしさはある。
この劇団らしいのは認めるが、あまりにもワヤクチャし過ぎてないだろうか? 途中落ちました。ついてけなくなりつつある。劇団もそのあたり考慮してか、公演の挨拶書いてるところに、珍しく人物相関図が記載されてた。
根幹的な解決にはなってないけど。
最近のカムカムはストーリーが成立してない。
満足度★★★★
大稲荷イ?
「スワン・ダイブ」での教訓を生かして、着いたらすぐにパンフレットを買って読んでいたのでお話について行くことができました。3方向客席は(4方向でも)最近ではそう珍しくないですが、サラウンド・スケルトンとはこういうことだったの?しかし、開演したらひたすら舞台を見てしまっている私でした。役者と劇中人物があーなってこーなって!?おもしろかったですが、落としどころはもっとすっきりしても良かったのではないかと。
満足度★★★
2層、3層の作り。
つい先日、扉座を観たばかりの座・高円寺1が、全く違う舞台の造りで表現も全然違って面白かった!演劇人が真面目に演劇と向き合った結果の台詞もあってハッとする。
わちゃわちゃ具合もカムカム流なんだろうな 。
私はそのわちゃわちゃ具合についていけずに、振り落とされてしまったのだけれど。物語の構造が2層、3層にもなっていて複雑(そのせいで眠くもなった)だったのは否めない。着眼点は面白いと思う。どのキャストもいい演技をしていて、25年続く劇団の力を感じた。
満足度★★★★
キテレツだが奥が深い
カムカム25周年記念として、莉奈らを客演に迎えて盛大なる舞台。何だか訳の分からない物語なのだが、政府が露骨な劇団つぶしに走る劇中劇なども盛り込まれていて、結構強烈。秘密保護法が施行されて、劇団関係者にイヤーな空気が流れているが、これが絵空事ではないかもしれないという警鐘も入っている。
プロレスリングのような舞台を客席が囲むスタイル。役者たちは3方のお客さんにいずれも真正面からの演技を見せるために、リングを駆け回る。小道具の使い方も、一方向のお客だけしか分からないなどということがないように工夫されている。さらに、舞台の下をあえて少し見切れるようなつくりにし、その周囲も役者を走り回らせて活用する。いわば「2階建て」の舞台は、蜷川幸雄の演出でも見たことがある。
それはともかく、有名俳優を輩出している元気のいい劇団だけあって、どの役者も切れがいい。ちょっと気を抜いていると、劇中劇の演出家から檄が飛ぶ。まあ、これも演技なのでしょうが。