特別公演
特別公演
実演鑑賞
RAFT(東京都)
2015/12/01 (火) ~ 2015/12/02 (水) 公演終了
上演時間:
公式サイト:
http://konishikoichi.tumblr.com/
期間 | 2015/12/01 (火) ~ 2015/12/02 (水) |
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劇場 | RAFT |
出演 | 小西耕一 |
脚本 | 小西耕一 |
演出 | 小西耕一 |
料金(1枚あたり) |
500円 ~ 2,300円 【発売日】2015/11/01 【全席自由】 一般:1800円 U22 :1500円(22歳以下。要身分証提示) 高校生以下: 500円(要身分証提示) ※観劇日当日、受付にてご精算となります。 ※ご予約なしでのご来場の場合、上記の料金+500円を頂戴いたします。 |
公式/劇場サイト | ※正式な公演情報は公式サイトでご確認ください。 |
タイムテーブル | 12月1日(火) 19:30 12月2日(水) 14:30/19:30 ※受付開始・開場は開演の30分前になります。受付順にご入場いただきます。 |
説明 | 人生を四季に例えると秋は中年期でしょうか。 30を少しばかり過ぎた今の僕はさながら夏の終わりと秋の訪れの境い目にいるようです。季節の変わり目が人を容赦なくセンチメンタルにするように30余年という年齢は色々考えてしまって仕方ありません。 学生時代の友人はみんな結婚しました。子供を産みました。マイホームを建てました。もう飲みの席で朝まで起きていられません。深夜1時には猛烈に眠くなってしまいます。まだまだ若いと思っていても鏡に映る寝起きの顔に「うわあ、おっさん」と思います。 ところで20代の女の子のおっさん好きはなんなんでしょうか。好きになる女の子みんなおっさん好きで「あいつらただのバブルの亡者だよ!」と言いたくなります。「君が本気になっても愛人が関の山だから!」現実を突き付けたくもなるってもんです。 若い子には「あ、意外と年いってるんすね」と言われ、真のおっさんたちには「まだまだ若いよ」と鼻で笑われもうどこに寄り掛かっていいのか分かりません。 ひとつだけ分かることはいつか僕もおっさんの完全体になること。あなたもおっさんになること。またはおばさんになること。もしくはおっさんみたいなおばさんになること。すべてがおっさんになる。そしてみんなおっさんになった。自分でも何を言っているのかさっぱりです。 どこにも行けないし何もない。だったらそのどこにも行けなさ何もなさとうまく付き合おうよ。どこにも寄り掛かれないなら自分で踏ん張るしかありません。しんどい、自分で踏ん張るのはしんどいです。たまに物凄く誰かに寄り掛かりたくなります。でもそんな人はいないことを知ってます。真夜中の孤独を知ってます。悪意と無関心を知ってます。一生ひとりでいいやって思う時もあります。あるけど、誰にも看取られることなくひとりで死ぬ時を想像すると、人生ってなんなんだろうなあという「そんなことを考えるより身近にいる人を大事にしなさいな」みたいなことを思ったりもします。 これは、ここではないどこかへ行きたがっているのに「でもやっぱり自宅が一番落ち着く」なんて公言する男が10の悪口とひとつの張りぼての愛の言葉を泥水にまみれながら喚き散らすお話です。年末の平日2日間という日程ではございますが、どうか、どうか。劇場でお待ちしています。 ああ、人に優しくありたい。 小西耕一 |
その他注意事項 | 未就学児童のご入場はご遠慮いただいております。 公演に関するお問い合わせは konishimono@yahoo.co.jp までお願いいたします。 |
スタッフ |
30を少しばかり過ぎた今の僕はさながら夏の終わりと秋の訪れの境い目にいるようです。季節の変わり目が人を容赦なくセンチメンタルにするように30余年という年齢は色々考えてしまって仕方ありません。
学生時代の友人はみんな結婚しました。子供を産みました。...
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