満足度★★★
「職員室」を拝見して
プレゼントチケット、ありがとうございました。初めての劇団をこういう形で見せていただき、現在の小演劇の裾野の一端を見せていただく良い機会となりました。「職員室」の雰囲気と俳優の教員を演ずる雰囲気はよく出ていたと思います。が、「職員室」をテーマにして、ナニを仰りたいのか、よくわかりませんでした。
細かなことですが、学年の教員たちがいる部屋を「職員室」とは呼ばないだろうし、また「学年会」を「職員会議」とも呼ばないだろうと思うのですが。
初めて観ました!
誰もが大人になるまでに出会うであろう、学校。
その中にある、職員室。「先生」という大人たち。
今作品では堅苦しいイメージとは違う、とても人間らしいキャラクターばかり。
放課後の職員室にて体育祭やその他問題に対する会議のため、いろんな先生が出てくる。
初めて観たカンパニーなので率直な感想だか、
淡々とした会話劇。凝った照明効果やダンスなどの派手な演出はない。セットも至ってシンプル。
だけど、気がつくと前のめりになっている程どんどん物語に入り込んでしまうのは本の面白さ、役者さんたちちの技術の賜物である。
今の時代の学校や教職員を、笑いを誘いつつリアルに切り抜いているようで、職員室を覗き見ているようでした。
あっという間の110分でした。面白かったです。
満足度★★★★
キャストが絶妙
必要以上に声を張ったりしない、リアルな会話劇。
キャラクターの設定と、役者の雰囲気がぴったりで、
ここまでキャスティングがぴったりな舞台は珍しいと思う。
満足度★★★★★
マリーシア兄弟らしい芝居
ちょっとワルな高校の職員会議を舞台にした芝居。職員会議というから、あまり面白くない、堅い物語かと想像して行ってみたのだが、そこはマリーシア兄弟の舞台。全体を通しての笑いと、涙を誘う場面とで、時間がすぎるのを感じない110分でした。大浦さんの渋さ、狩野さんの悪口、吉田さんのなんとも言えないキャラ、そして紀平さんの存在感など役者さんみんなが個性的でした。観劇後にすっきり感を味わえて良かったです。