満足度★★★
覗きの演劇
黒岩さんの演出らしい、空間を覗き込むような感覚にゾクゾクきました。
ある悩みがひとつの出来事を発端にして表面化し、
本当の問題点は別のところにあるということが浮き彫りになっていく。
見終わってスッキリ!というタイプのものではないですが、
私は好きです。
満足度★★
いたたまれない程の気まずさ。
計算していたとしても微妙な関係性の危ういバランスの連続は、物語を浮き彫りにするにはあまりに説得力なく、不十分で。120分。
満足度★★★
観ました。
どこかしらねじれてしまった人々が過去を清算すべくもがく一日。観終わったあとにスッキリするようなタイプのお芝居ではないです。そもそもなんで?という疑問もいくつかあるし。でも、生きている限り悩みは続くよどこまでも、それでも誰かの一言に救われる瞬間もある。なんてことを自分と重ねてみたり。見方は人それぞれだろうと思いますが、うだうだ考えるのが好きなのでわたしは観てよかったです。