満足度★★★
今時ハードボイルド!
えっとですね。内容は、まあ良いのですよ。
ハードボイルドなんですよ。今時スパイ映画って。
ハッハッ、スパイ大作戦や007好きの私にとってはもうたまらないってことですよ。
満足度★★★★
スパイ映画みたいな……
某国ホテルで繰り広げられる、レトロなスパイ映画のような印象の舞台。
ストーリーの大半はそのホテルの2つの部屋で進んでいくのだけれど、時間や場所の異なる会話を重ねたり、過去の場面をはさんだりする構成が上野さんらしい気がした。
哀愁を感じさせるベテラン。裏切り者を突き止めるために取引をする男。取引に応じて家族の情報を持ち出す女。脅されて協力している女。美貌の新人諜報員。一見クールな野心家。情報屋。情報屋の恋人。ホテルマン。それぞれある意味典型的な造詣に、ピタリとハマッてみせるキャスト陣も素敵だった。
チケットに記されたホテルの名前と部屋番号と同じようなこだわりが随所に感じられて、舞台をより楽しいものにしていた。
満足度★★★
ちょっと物足りなかった
「そして彼女はいなくなった」張りのミステリーを期待していたのですが少々肩透かしな感じではありました。
クラシカルなスパイものとしては面白かったです。
演出、音楽が特に格好良かった。
伏線を確認しながらもう一回観たかったです。
満足度★★★★★
天才
上野さんは恋愛ものを見事に描き、ラブコメだってイケる。『なんだよぉ、サスペンスはあかんなぁ。ネタ明かしし過ぎだろ…。』と途中で思わせておいて、ひっくり返してひっくり返してひっくり返しちゃう。ゴメンナサイ。参りました。脱帽。天才だ。
満足度★★★★
おしゃれ過ぎたスパイもの
時間軸の使い方、スタイリッシュなシーン連続等が、非常に映画的に感じましたし、役者も格好良いし綺麗だしで、観ていて退屈とは皆無の快作だと思いました。が、しかし・・・以下ネタバレ
満足度★★★★
意外にも
意外にも本格サスペンスで楽しめた。場転が多く暗転を多めに使わざるを得ないのと後半オチが読めてしまうのは致し方なしの部分がある。俳優陣、特にクロムのお二人のカッコイイ芝居が良かった。
シリアスなシーンで笑ってる方が結構いて、一体何に笑ってるのかよく分からなかった。客席の一体感ないと入り込めないので辛いことがある。何が面白かったのかな?必要以上にシリアスにこだわった作りが滑稽だという事なのかも。
満足度★★★
サスペンスミステリー
競泳水着の上野さんがスパイ物をやるとのことで、どんな感じになるのか楽しみにして観劇。
全体としては、雰囲気、役者さん共に良くて面白かった。
ただ何というか違和感はあった。
人物設定が薄いというか謎解きの為の物語みたいな感じで登場人物に感情移入はしにくかった。
展開としては、スパイ物で裏切り者は誰だ的な感じで進むので、謎解きモードで
観劇すると予想しやすい結果だったのは残念。
ただ他ではあまり観ないスタイリッシュな感じでスパイ物だったので
、謎解きメインで観なければ役者さんも良かったし楽しめた。
武子さんが特に印象に残る。
(キレ者の設定なのに、意外と抜けてるのは設定としてはどうかな?とは思うけど、人間らくしてそれはそれで良かったかな。)
また次回作も観てみたい。
満足度★★★★
ノックと足音
良かったです。好みの作風でした。
一番良かったのは、タイトルのようにノックと足音の演出。
客室の入り口が見えない構造になっていたので、「誰が来たんだ!?」とドキリとし、
登場までの間に鳴り響く足音に焦らされドキドキしっぱなしでした。
他にも
・現在と回想シーンを切り分ける照明効果
・要所要所にかかるBGMの選曲
のセンスが良いなぁと思いました。
あと、黒電話の存在も効果的でした。
気になったのは
・A国のスパイが判明してからの展開が冗長に感じました。
特に情報屋が殺されるまでのくだり(再現シーン)は不要だと思う。想像で補える内容でした。
・Vはソファに座る際、はじめはハンカチを敷いていたのに、その後はその動作が無かった。
人物が入れ替わった?なんて勘ぐっていたのですが何も無かった(^^;)
・仮想国家が舞台のためか、固有名詞が徹底的に排除されていたように感じたのですが、
逆にそれで日本くささを感じてしまった。
なぜかケネディだけ実名、ここは笑い所だったのかな(^^;)
満足度★★★
雰囲気はあるが
競泳水着の上野さんとクロムの吉田さんが組んだユニットの初公演。上野さん脚本・演出で、実力派の役者さん達が揃い、とても雰囲気のある舞台を見せてくれました。スパイもので、暗めの照明、冷戦時代を感じさせる台詞、黒電話等等。ですが、何か物足りなさを感じてしまいました。時間軸を交差させる演出の上手さや、役者陣の技量の高さは感じたのですが、少し単調で先も読めてしまう感じで意外性もあまり感じませんでした。
9月にみた競泳水着さんの2作品が大変良かったので、期待が大き過ぎたのかもしれませんが。
満足度★★★
予想外に妙な可笑しさ
スパイ=サスペンス?ミステリー?と思いきや
スパイさん達の世界をベースにした
コメディではないかと、私には思われましたよ、ハイ。
役者さんはいい人も居るし、なかなか面白い感じです。
役者さんが熱い感じの演技が一層、結果の滑稽さがネ
あいおい!とツッコミたくなる終盤の展開が予想外でした。
(もっと複雑か意表をついた展開を期待してたんです・・・)
謎解きとしてなら「NIce to~」の方が面白かったかな
上野さんファンには必見でしょう、ホント好きに書いたんですね
満足度★★★
なぜ今、クラッシックなスパイモノを……
競泳水着の上野友之さんと、クロムモリブデンの吉田電話さんの新ユニット。
面白そうだなと、期待した。
しかし……。
満足度★★★★★
面白い!
クロムモリブデンはともかく、劇団競泳水着の上野さん脚本・演出で「スパイもの」ってどんな作品だろう?と思いましたが、面白かったです。90分、目を離す隙もない程あっという間でした。パズルのような時間の繋げ方はさすがですね。