満足度★★
脚本担当の意識を疑う出来
この公演を一言で表すとすれば。
”脚本担当の自己満足”
私が見たのは千秋楽・最終公演でしたが、
役者が全員言葉ととちりました。セリフを忘れて立ち往生することも
度々。
練習が少なかったのかな、と大目に見ようと思っていたのですが、
関係者のmixi日記などを閲覧して唖然。
公演数日前まで脚本の手直しを行っていたそうなのです。
しかも、セリフが増える方向で。
同じ、二次創作の同人誌でたとえるならば、
印刷所に製作を御願いした本を、製本の仕上がる2日前に
原稿差し替えを行うようなものです。これで本当に
クオリティの高いものができると脚本担当の方は思っているのでしょうか。
また、3日の公演のうち、初日は大幅に開演が遅れたとの記載もあります。
(最終公演ですら30分以上遅れて公演がはじまりました)
ともかく、総じてクオリティの低い演劇といわざるをえません。
舞台演出も陳腐。舞台をまったく知らない素人の方が演出しても
まだマシなんではないでしょうか。
少なくとも、この演出家、脚本家の手掛けた舞台には
二度といくつもりはありません。まったくオススメもできません。
評価は星1つにしたいのですが、
役者の方々には同情するので星2つに。