満足度★★★★
会場との相乗効果
「傘を返しに」
この会場へのアテ書きでもある20分リアルタイムの会話劇。
説明台詞は1つもないのに、男女二人の会話からその関係や状況などが察せられるのが見事。
そして互いの想いはヒントを出して(極論すれば出しっぱ?(笑))おき、あとは観客の想像に委ねるのも巧い。
「遡上」
こちらは盛岡に実在する喫茶店をモデルにしての女優5人芝居。
やや特殊な事情に加えて「超自然的な」存在も登場するのにリアリティがあるのは各人物の造形に説得力があることと会場のサイズとの相乗効果か?
なお、ラストシーンでタイトル(の意味)を改めて思い出して納得。
ちなみにこちらが始まった途端に外を川が流れているように感じた暗示にかかり易いσ(^-^)であった(笑)。
満足度★★★★
お初なこねじさん。
こねじさんはお初でしたが、佐々木なふみさんが描く世界は、ちょっぴりなホラーと大きな愛情で満ち溢れてました。
「遡上」は、
舞台設定が良いスパイスになってたな。東京だとああはいかなかったかもね。
「傘を返しに」は、
色々想像できる作品。サイドと言うか目には見えない真のストーリーが見え隠れしてたのが、終わってからも楽しめた。
そいや、ホンモノの缶ビールを飲んじゃう舞台、久々に観た笑
満足度★★★★
面白い。70分。
田舎の喫茶店を舞台とした2作品。
佐々木なふみさんの作、演出。
相変わらず綺麗です。
セリフを発しない瞬間の演技が皆さん良かった。
会場の狭さも臨場感がありました。