灯屋・うまの骨 公演情報 灯屋・うまの骨」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 5.0
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  • 満足度★★★★★

    母と息子の暖かいお話!
    母と息子と、そして下宿人の人たちが織りなす、心暖かになる人情劇。
    イロイロな物を背負った人を下宿させ、血の繋がりのない息子を引き取り育てた母親…。
     
    とっても心が綺麗になるような感じの公演でした。
    ギターの生演奏などもあり、良かったです。

    追伸、東京でも別の劇団さんが同じ脚本で公演されるようです。

    ネタバレBOX

    母と息子と、そして下宿人の人たちが織りなす、心暖かになる人情劇。
    二階は母親に気に入られものだけが下宿できる下宿宿「灯屋」、
    一階は息子が古いものを新しく生まれ変わらせる再生工房「うまの骨」。

    母親は血の繋がりのない息子を引き取り、イロイロな物を背負った人たちを下宿させ、内外から支え、暖かく見守っていた。
    そんな母親と息子は血以上の絆で結ばれた親子であり、下宿人も明るく賑やかに暮らしていた。
    二年前に母親が交通事故で死に、下宿人たちが旅だっていくまでは…。

    そして寂しくなった「灯屋・うまの骨」に、息子が行き場に困っていた若者を連れ込み、賑やかだった昔話を始める。
    若者のギターに乗せて…。

    そして若者は居着き、「うまの骨」を援助すべく、インターネット販売などのHPを立ち上げ始める…。

    そんなこんなで、息子は、今まで心の整理が付かず納骨できなかった母親の遺骨を、3回忌を機に納骨する事にする。
    納骨される前日、母親の魂は最期の別れに現れ、証されなかった父親の事を語り出す(この下りもジーンとくる内容でした)。

    納骨日に開催された偲ぶ会…。
    旅だった下宿の人たちも(サプライズで)駆けつけ、母親の魂が見守る中、賑やかに母親を偲ぶ。
    そして、母親の想いと心意気を受け継いだ息子と若者…、新生「灯屋・うまの骨」が動き始める…。

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