満足度★★★★★
植民地の生
前提として相変わらず、ずれた発表をしている植民地政府・官僚共であるが、ウィキリークスに頼らなければ、自らがハッキングされていることにも気付けない間抜けばかりの政治屋や、官僚、職員、社員が、本当にエリートと呼べるのか? ということがあり
今、この生きずらい植民地に暮らす若い女の子たちの悪夢は悪夢のままに、けだるさはけだるさのままに、距離は距離のままに、極めて自然にリアルに丁寧に掬い取って作劇したシナリオが素晴らしい。
満足度★★★★
中の下の人々
福原さんの作品にも通ずる、ダメな人達の愛おしい姿。思い通りにならない日々に言い訳しつつも、ちょっとは前進してるのかな?次回作も、必ず観たい!
満足度★★★★
思わず見入ってました
お芝居のテンポが尻上がりに高まって、思わず見入ってました。演技のリアルさが小気味良く、身体的な表現も自然な感じでした。ただ、もう一組の演技がよく判らなかったです。
満足度★★★★
無題1547(15-236)
19:30の回(曇)。18:45受付、18:59開場。
前方テーブル席4つ(椅子各3)、後方椅子席(2列)。舞台には低めのフローリング床、下手側にアナログTV、奥にコートハンガー、収納BOX(上に炊飯器)。
19:30前説(80分)、19:34開演20:56終演。終演後、台本を購入(茶封筒には安達さん直筆タイトル)。
観た公演:「観たい!」にも書きましたように安達さんのENBU公演福原クラス「青春残酷短編集(2012/3@笹塚)」を観ていて、今回、旗揚公演ということで観に来ました。岡本さんは「時々自動」「ぱぷりか」で、振付の阿部さんは「ぴちぴちちゃぷちゃぷ~(2014/2015@アートスクエア)」にお名前があるのでニチジョの方でしょうか?
登場人物同士の会話+モノローグ。短大時代の友人、会社の同期、耳かきサロンの面接担当など、4人による比較的静かな展開、登場人物たちの感情の揺れと最初はシンクロし辛かったのですが、中盤以降、しっくりしてきました。
道(持っていた志)を曲がらざるを得ないのか、そうではないのか。3年を経た今夜が公演初日。
会議の会話がとてもそれらしく可笑しい、つんのめり気味の心の高ぶりと突然の暴走、自分と向き合うときの感情表現なども素直に観ることができました。
振付はもう少し強調してもよかったかな、全体に少し硬さがあったかな、と思いました。