ゴドーを待ちながら 公演情報 ゴドーを待ちながら」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 5.0
1-3件 / 3件中

  • 色のない漆黒の世界。佐東さんの使い方には驚いた。

  • 満足度★★★★★

    無題1515(15-203)
    20:00の回(曇)

    19:45会場着、JR快速遅れのためややおし19:55開場、お客さん多い、20:14開演~21:21終演、21:31トーク終了。

    初日に続いて2回目、本公演は「初日~3日目」休演二日間「後半4日目~」という構成、視点を変えるために少し後方に座ってみました。

    開演前の雰囲気は変わらず、やや構えつつ開演...が、何か違う、いや全然違う、静と動くらい違う。お休みを挟んで劇的に変わったようです(トークより)。

    ゴドーを読んでみようか、思うほどの刺激。摩訶不思議な照明は会場の深い呼吸なのかもしれません。それにしても、なぜ上から照らしているのに佐東さんの影は上にのびているのだろう。

    最後の曲は、やはり池袋で使った曲だそうで、また舞台を観たい。

  • 無題1507(15-195)
    20:00の回(雨)

    19:43会場着、受付、19:54開場、20:04開演~21:11終演、~21:28トーク終了。今夜はほぼ勅使川原さんのソロ。

    海外戯曲:チェーホフ,シェイクスピアはもちろんのこと多くのものが合わないうえに不条理劇は苦手。それがどのようにupdateされてゆくのか、なかなか複雑な気持ちで会場へやってきました。

    トークで名前がでた「イヨネスコ」、たとえば「EgofiLter」の「授業(2012/5@MAREBITO)」は同じく難コース、また「劇団渡辺」のほう(2013/6@SENTIO)はハチャメチャな演出もあってとても面白かったです。

    実のところ正攻法の「ゴドー」は観たことはなく(お話は知っていますが、これからも観ないと思う…)、超変化球モノを2作のみ。トツゲキ倶楽部「ゴドーを待ちながらを待ちながら(2013/10@BOX in BOX)」、鮭スペアレの「ごどーちゃん~(2014/2@LE DECO)」。これらは原作を知らなくとも楽しめるし、後者はプレトークとして作品について語る時間がありました。

    さて、今夜、舞台には二人。暗くて輪郭はぼやけよく見えません、じっと佇む様子は石像のよう。

    勅使川原さんご自身の「語り(録音)」とダンス、佐東さんは客席に背を向けほとんど動かず、たまに横顔が見えそうになるだけ、ぶっきらぼうな語り、分厚い上着を着込んだ一人の男が二役、不思議な照明。

    状況の説明はなく、観客には「待つ」理由はないし、「ゴドー」がいるのか/いないのかもわからず、不安に駆り立てられる。初めて観る者は混乱し、かつて観たことがある者は比較する。

    とにかく難しい。

    本作、佐東さんとの入替わり、3人で、などがあるかも、ということでした。

このページのQRコードです。

拡大