満足度★★
コンサートで事足りる感
以前、2度、コンサートで観ていたので、本編上演を楽しみにしていましたが、結果から言えば、せっかくの名曲がありながら、ストーリー展開が冗長で、これは、むしろコンサートの方が、充実感があるなと感じました。
訳詞も、メロディに乗っていないので、特に多人数で、別の歌詞を歌うと、歌詞の内容を聞き取るのは至難の業でした。
アメリカとソ連の、二人のチェスプレーヤーの対戦が、開幕してから、何十分しても始まらないのには、さすがに閉口してしまいました。
枝葉末節を削ぎ落とした、コンサートバージョンでの上演の方が、この作品には、見合っているような気がします。