満足度★★★★
期待に違わず面白かった。
土田さんの戯曲が好きなんでしょうね。。そこに、魅力的な役者さん、個性的な役柄が多く、これで、面白くないはずがない。。
MONOの時には、尾方さんが演じるキャラが好きなんだけど、今回は竹井さんと相まって、そのしつこさがなんか倍増、たまりませんでした。。
笑いながらいつも観てるけど、今回も心の奥底の方には少ししんみり感。
良かったです。
まあ、しかし、3000円は安すぎ!
満足度★★★★
土田英生戯曲を初観劇
名前は知っていたがこの人の書いた戯曲の舞台化は初めて、やっと観た。
背中を押したのは出演する村岡希美の名前。注目する数少ない「役者」の一人で、TheShampoohat「砂町の王」で独特の存在感に嵌まり、ナイロンの役者だと後で知った。リーディングを除けばそれ以来のお目見えだったが、役の収まり具合と言い、初めての時と同じく唸った。ツボである。
異父三兄弟(三人とも違う父)が母と暮らす知人を知っているが、子供を生んでは逃げてしまうのでお互いを知らない兄弟同士、という設定は想像した事もなく、ユニークだ。 キャラ設定もユニークで笑えたが、面白さ優先でリアルが飛躍しがちな所、やはり締めるのは村岡の存在だったように思う(贔屓目、という事もないと思う)。
終盤の暗〜くなった所で終わり、でも良いと思ったが、普通に閉じ繰りを付けて終わった。 基本が「笑い」で、二時間持たせるという工夫は、配慮なのか・・。人物の突出したキャラは、人間の本質を隠せないという所に演劇としては意味があって、共感の笑いが生じる。 だが近年の「お笑い」にほとんど例外でないのが「突出したキャラ」の突出具合を楽しむパターンで、最初は「本質をうがつ」所に笑いが生じていたはずが、ちょっとズレて来ているように思う。演劇としては、本質をうがつ「変キャラ」は突き詰め甲斐があるわけなので、そちらの方向へぜひ、たなごころを加えず引っ張ってほしい、と思ってしまう。舞台を和ませるキャラ止りでは勿体ない、と感じる所である。 作者はそんなつもりはなく、単なる好みの問題かも知れないが・・。
満足度★★★★★
面白い
常に細かい笑いが詰めこまれ、プッ、はははっ、と笑いながら引き込まれる1時間45分。キャスティングが見事で、感情移入しやすい。観てよかった、と言える舞台だった。
満足度★★★★★
人間曼荼羅/約105分
ある日とつぜん放り込まれた人間関係の中、互いをよく知らないままになんとか繋がり合おうと努める一同の様子が喜劇味を強く打ち出しながら描かれていて、とても面白かった。
12人の登場人物はそれぞれにキャラクターが立っていて、これが面白さに拍車をかけていた印象。
ストーリーも味わい深く、これを前売3000円というお手頃価格で観られたのはめっけもんでした♪