パターン
AC/DCの曲は「みんな同じビートでどこがいいんだ」という者もいるが、ROCK好きには、みんな違ってみんなイイ! マハロ作品もここ数作品、同じ構成に思える。プロローグとリフレインするエピローグ。それを楽しんでいるんだろうね。でも違う形も観たいな。▶大好きな山口芙未子。登場の瞬間の衝撃に、思わず「うわっ⁉」と声が出てしまった。素晴らしい女優さんだということはわかっていても、その上をいく演技に震える。作品ごと七変化。主宰、是非とも次回作は主演で!
満足度★★★★
工場内は兄弟だらけ!(笑)
小さな工場の中で男女関係をああも大っぴらにできるのだろうか。
常識的には考えられない。特に男性社員は見るに堪えないキャラばかり。芝居の内容としては、劇名の通り、女のほうが過去を引きずってはいるが、
実際は男の方が引きずる場合が多いのではないか。
逆のパターンのほうがリアルさがでるかも。
しかしながら、東京マハロの面白さは十分堪能できた。
満足度★★★★
愛おしい女性達。
様々な女性が登場致しますが、それぞれの女性に共感出来る部分があり、どの人物にも愛おしさを感じました。個人的には阿部さんと桂子さんが好きです。
女性達の心理に基づいて話の展開が進められて行く流れにとても好感が持てました。若手俳優の御芝居にもう少し説得力があれば、人物の過去に更に寄り添えた気も致します。
女は無様で、哀れで、でも“愛”に精一杯生きている…。その姿に励まされました。
満足度★★★★
女は強し!!
4者4様の生き様。クダラナイ男達に振り回されながらも、あそこまで自分の生き方に固執してると逆に気持ちいい。
最後の「某キャベツ畑に乗り込みます」は大いに笑えました。
満足度★★★★
哀れな女達
いびつな感覚の女達。各々が妙な固執を持っている。客観視しているから感じるが、多分、こういう感覚は大抵の女性の持つものかと思いもする。!狭い世界の中から出ることもせず、愚かで情けない生き方、それでもしたたかに逞しい。対比の男性達、あまりにもひどすぎるそのキャラクターにムカッとしつつも、彼らにもただ駄目駄目部分だけでなく、もう少し最後の砦みたいな良さを出させてあげても良かったんじゃないかなと、じゃないと、それに振り回された彼女たちが哀れ過ぎる。まぁ、その哀れに酔っている女たちではあるが・・・。耳に障害を持つトキコ、みんなに守られつつ、彼女が皆の清涼剤になっていた。
満足度★★★★★
ありえないほど最低の男どもに囲まれて
今時あそこまで最低な男はいないと思いますが(たぶん)、健気に生きる女性達の姿に時々笑いながら複雑な気持ちに。人間の本質にかかわる言いにくいことを敢えて訴えた、ちょっと社会派のステージでした。
満足度★★★★
ヤケクソな合唱
面白かったぁぁぁ
女性の自虐の極みだけど、掛け合いは笑えるし上手いし、切ないし、愛しい。
笑ってるか、下唇を噛んでいるか、観客(私)も大忙しでした。
ヤケクソな合唱、衝撃でした。歌ってあんなに耳に痛い表現方法でもあるんですね。