満足度★★★★
ポンコツ大学探検部
バブルから現在までの日本を庶民の本音で温かく綴る群像喜劇。大人の愚かさ、格好良さが詰まってる。劇団員と若い俳優の対比がそのまま時代を映す。めちゃくちゃ勇気もらっちゃった。
私の初ラッパ屋観劇はシアタートップスでの「ヒゲとボイン」。たしか超満員の小劇場に当日券で滑り込んだ(速攻前売り完売だったから)。無口なボインちゃんを演じた三鴨絵里子さんがあまりに素敵で…。今日も三鴨さんが登場するなりときめいてしまった。ラッパ屋に出る三鴨さんを観るという幸せ満喫。
満足度★★★
懐かしくて、ほろ苦くて、そして楽しくて。
自分の学生時代を思い出し、OBたちの姿に今の自分を重ねて、なんだか久しぶりに客観的に自分世代の姿を観ました。
自分では変わっていないつもりだけど、ずいぶんと探検したんだなぁ・・・と、ちょっとセンチメンタルになりました(笑)
おかやまさんがいい味ですね~。そして、松村さんのちょっとピントのずれたギャグがなんかつぼにはまってしまって。
人生の探検はその最後まで、楽しもうと思いました。
満足度★★★★
安定した面白さ
40代〜50代ぐらいへのエール(特におじさんへの)。
それだけでなく、すべての世代に対して優しいし、寛容である。
説教じみていないし。
中年(初老?笑)世代と若者世代との対立的なギャップではない構図を見せてくれるのは、この劇団の持つ「優しさ」だったと思う。
満足度★★★★★
仲間って素敵☆
OB達と現役部員達のやりとりも良かったですが、私的には梶山を取り巻く物語がすごく心に響きました。たくさん笑えてちょっぴり切ない素敵なお芝居でした☆
満足度★★★★
人生に迷えるすべての人への応援歌
大学の寄付金集めの90周年記念式典とパーティーに参加するために集まった探険部OBと現役部員が繰り広げるあれやこれやといった一夜の物語ですが、セリフのうまさに加え構成が実によくできています。
ほろ苦さを含んだ泣き笑いの連続の中に人に向ける優しく温かい眼差しを感じさせてくれ観る者の心をencourageしてくれる久々ににラッパ屋本来の持ち味がよく滲み出ていたというからしさが戻ってきたのではという作品になっており、鈴木節が大いに炸裂していたと思います。上演時間は途中休憩無しの約2時間。
人生は探険だ!
学生時代探険部だったのに1度も「探険」に参加できなかった私。タイトルに惹かれ、エコノミーシートというのがあったのでそれにも惹かれて行って来ました。そしてタイトルの言葉に出会い、行って良かったなと思ったのでした。探険部じゃなくなっても人生の探険は続いているのだ!今回ラッパ屋初のオーディションとかで、大学生をちゃんと若者が演じていたのも良かったです。探険部OBのみなさんと現代っ子たちの対比と共感もおもしろかったです。