地底人!? チケットプレゼント実地中 公演情報 地底人!? チケットプレゼント実地中」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.4
1-5件 / 5件中
  • 満足度★★★★

    パネエっす。
    壁面にT2を映しながらの冒頭は好きでした。

    3人芝居ということでどうなるのかな、と思っていましたが
    1人が複数役ということで工夫されており。

    至近距離で役者の熱量は届いてくるんですが
    至近距離すぎて届きすぎて、な気持ちになったところも。


    でもまあ、自分、嫌いじゃないっス。


    ライブ楽しかったです。

  • 満足度★★★★

    初見
     普段ギャラリーに使われているらしい小屋での公演だ。開演前、下手壁面には、恐らく無声映画時代の作品が映し出されている。開演後もこのスクリーンには、適宜、現代映画の場面などが映し出される仕組みだ。

    ネタバレBOX


     テーマはファシズムで、一番プリミティブな形である一つの価値への収斂と其処に属さない者を巡る物語である。具体的には、同一遺伝子から派生した総ての地底人から逃れ、地上に逃げて来た何百万人に一人の確立で生まれる突然変異体との確執に、地上人が巻き込まれ、結局は地底に拉致されて、何とか助かろうと足掻く物語だ。
     シンプルな分、作品構造はしっかりしている。或る種の乾いた感性を感じるが、もう少し複雑にしても良いように思う。
  • 満足度★★★

    楽しめました
    劇団初見。この会場も初めて。SFブラックコメディーに名を借りた、なかなかに骨太な作品ですね。オープニングのユルさとじれったさには多少不安を覚えましたが。スリーピースの編成ながら大きな世界観を楽しめました。ただ会場の環境は50過ぎにはつらいです。

  • 満足度★★★

    なるほど、「地底人」ですか・・・
    所謂、娯楽演劇ではなく、“メッセージ”を“SFブラックコメディー”として表現した作品と感じた。

    「地底人」とは、なるほど、そういうことだったのですか・・・。

    なかなか面白かった。

    ネタバレBOX

    衣装ののツナギは、いかにも“それ”を連想させ、
    映像でも“そんなシーン”を写していた。

    “思想”、“民族性”を「地底人」という括りで描いた着想が面白い。
  • 満足度★★★

    テーマは良かったが…
    話の切り口、テーマは良かったが、比喩としての「地底」および「地底人」がイメージ出来なかった。開演前のイメージ映像が印象に残り、芝居は、その雰囲気を出しきれない。アーノルド・シュワルツェネッガー出演の有名な映画を引用しながら、ループもしくはパラレルワールドを観せる工夫はしていたが…。

    ネタバレBOX

    テーマとしては、地底人は顔を始め性格まで皆同じ。考え方が同じだから争わない。平和を保つには、異端者は排除される。今公演も突然変異で生まれたばかりに死刑を宣告される。その世界では、俳中律(0%か100%のどちら)の論か。その間(曖昧)の選択肢はない。逆に他の地底人と違う判断・判定をした場合は処刑される。典型的ないじめの形態である。人間社会でも社会的弱点…例えば障がい者等を蔑ろにするなどである。平等・平和という崇高な理念の中に芽生える全体主義の考え方が怖い。

    本公演は、先にも記したが雰囲気作りが足りないと思う。ほとんど素舞台で、ボックスが一つあるだけ。それを立てたり、横にしソファーなり椅子に見立てる。これであれば、地底人という設定でなくてもよい。例えばカルト教団でも主張通りに描けると思う。

    キャストは、汗だくになっての熱演であったが、地底人を表現しきれず、地上人との差違が感じられない。
    芝居は、脚本だけではなく、演出や演技なども含め観せるものからすれば、今公演は物足りなく残念であった。

    次回公演を楽しみにしております。

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