期間 |
2015/08/22 (土) ~ 2015/08/23 (日)
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劇場 |
クラフト館 岩井窯
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出演 |
Hula-Hooper、Hula-Hooperの、部活動『鱈。』、Chon-muop、RONNIEROCKET、THEATREisbasedonMusicハイカラ、二人静、桃と虎、鰺、RONNIEROCKETrollers、TOMOKOTAKI、林家きく麿、nonewfolkstudio、みんなでWATACI、えぽんず、星粒憩食店、BARON、東京くものすカルテット、キャプテンクーコッチ、菊川宗瑞社中、旅する星カルマ、佐島由昭、鳥ROCK新聞 |
脚本 |
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演出 |
菊川朝子 |
料金(1枚あたり) |
1,000円 ~ 8,000円
【発売日】2015/07/01
一日券5000円 二日通し券8000円 小・中学生通し券1000円 高校・大学生通し券2000円
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公式/劇場サイト |
http://torirockfestival.daa.jp
※正式な公演情報は公式サイトでご確認ください。
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タイムテーブル |
8月22日(土)17時開演 8月23日(日)10時開演 |
説明 |
鳥ROCK FESTIVALへの思い
私は、鳥取県出身です。
小学校3年生までは米子市で暮らし、4年生から鳥取市に引っ越しました。 高校卒業と同時に演劇をするため上京し、フラフーパーという演劇ユニットを21歳の時に旗揚げしました。
2010年、実家の仕事を手伝う関係で一旦鳥取に戻りましたが、演劇をやめるつもりは毛頭なく、帰った年の夏にははじめて鳥取のライブハウスで公演を行いました。 東京のお客様とは違うお客様の目線やあたたかさに、メンバー一同感動したことを覚えています。 「またやってよ」と言われ、やりたいと思いながらも、様々な事情と東京から仲間たちを連れていく大変さもありなかなか実行に移せずいました。その後、東京と鳥取を頻繁に行き来する生活をする中で、 「東京の人たちに鳥取を知って欲しい、来て欲しい」という気持ちが日々強まっていきました。
私は普段、演劇やライブを他地方に観に行くことがあります。 その中でもよく長野県の松本に何度か足を運んでいるのですが、それはもうとっっても素敵な街なのです。
松本の条件はかなり鳥取に似ている。 水がきれい、お酒がおいしい、空気もきれい、寒い、山がある。違いと言えば海。鳥取には日本海がある! しかし。私が一番心震えたのは、松本の人たちが、松本を愛していること。 「どっからきたの?あそこにはもう行った?」と必ずと言っていいほど、おすすめスポットやおすすめのお蕎麦屋さんを皆さん教えてくださいます。とにかく松本という土地を愛しているのです。 (少なくとも私にはそう見えます)そしてもうひとつ感動したことは、いままつもと芸術館でこの演劇をやっている、と街のひとがみんな知っていることでした。それはもう当たり前に、「いつ観に行く?」「私?明日」という会話を呼吸のようにしている。なんて素敵なんだろう!
なぜ、演劇をやろうと思ったのか覚えていません。 周りにも音楽じゃなくて演劇?と驚かれました(中高と吹奏楽部だったので)。 中学のときには演劇を将来的にやることを考えていましたが、自分がどんな演劇を好きで、どんなことをやりたいのかは具体的にわかっていませんでした。 奇跡的に鳥取で高校3年生のとき見れた演劇は、東京乾電池、蜷川さんのメディア、三谷さんの笑の大学でした。当時の私には十分の演劇経験だったかもしれません。それだけ見れればいいじゃないかとも思いますが、逆に言えば「知らないものを見る」機会はありませんでした。
知らないことを知らないと堂々と言えることはつまらないんじゃないか。 知らないから知りたい。知れたらもっと世界が広がるかもしれない。 触れることができる。その選択肢があってこその、「選ばない」「見ない」だと思うのです。
自然に、ただただ自然に当たり前に知れる機会がある。 ふっと触れている時間がある。 そうゆう機会を生みたい。
おこがましくもそう思いました。
自分のように鳥取に生きている子供たちが、いろんな選択肢を獲れる機会、文化に触れる機会が もっともっと自然に増えたらいいな。 沢山の「わたし」が、世の中にはいるんじゃないかと勝手に信じているのです。
いろんな音楽があって、演劇があって、言葉があって。世の中には本当にいろんな大人がいて、 力一杯ふざけたり、これでもかってくらい真剣にくだらないことして生きてる。
テレビでは見られない文化がある。 画面では伝わらない熱量がある。 見れないのはもったいない。 好きか嫌いかは、知ってから選べばいい。大っ嫌いでもいい。 「わたしは、こうゆう演劇は嫌い。」 そう知れる時間があるってすごく楽しいことだと思う。
その中に、奇跡みたいな時間がもしかしたらあって、 言葉にできない形にならない感情が生まれて、それは誰にも分けられない大切なものになるかもしれない。
知らない、触れられない、だから見ないってとってもさびしい。 演劇とか音楽とか芸術とか、知らない、と思う人からしたら難しいとかめんどくさいと思われそうないろいろんなものの、くだらなさや、もっと、いろんな側面があるんだよって ことを一緒に考えられる機会を少しでも作れたら、なんてえらそうなことは言えませんが。 とにかく面白いものを鳥取でやりたい!とにかく、私のめちゃくちゃ大好きな素敵な仲間たちを鳥取に連れて来たい!そんで見せびらかしたい!すげー仲間たちに囲まれて私めっちゃ面白いことやれてるよ!って、鳥取に、鳥取のひとに見て欲しい。
鳥ROCK FESTVAL実行委員長 菊川朝子
岩井窯でフェスを開催するにあたって
最初に伺ったのは、瀧禎子ちゃんのマリンバライブでした。 岩井窯の駐車場についたとき、空に響くマリンバの音が聴こえてきました。他に何もない場所で、響き渡るその音と、 向ってみると広い庭の向うに見えるマリンバたち。自由に演奏するミュージシャンたち。 奏でている楽器とともに、鈴虫の声が聞こえていたのを覚えています。(ちなみにリハーサル中でした) こんな素敵なところで何かやれたらいいな、そのときはそう思ったものです。 鳥取でやりたいと考えたとき、ここしかないと浮かんだのが岩井窯でした。あそこでフェスをやったらどんなに楽しいだろうか。音楽が鳴り響いて、笑っているみんながいて、おいしいごはんなんかもあって、演劇もそこここでやってて。散策してもいい。音を楽しみながら焼き物を見たり。いろんな楽しみ方をする人がいる。個人的には広島で行われるSETSTOCKという野外フェスの、いろんなジャンルがあるバージョンみたいなのがイメージです。音楽フェスには、お目当て以外のステキに出会えるという奇跡があります。自然に近い庭や、貴重な展示物もある参考館、庭からも望める和室という様々な空間をつないだことにより、自由がより広がると思うのです。 今回、岩井窯さんのご厚意により鳥ROCK FESで使用させていただくこととなりました。静かで水の流れるきれいな空気に満ちた空間で、めいっぱい素敵なフェスができるよう力いっぱい準備しております。
鳥ROCK FESTVAL実行委員長 菊川朝子
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その他注意事項 |
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スタッフ |
委員会組織
【実行委員長】 菊川 朝子 【副実行委員長】 菊池ゆみこ 村上亜利沙 【予算委員長】 村上亜利沙 【舞台監督委員】 林剛久 【音響委員】 久郷清 【制作委員】 西幸永 今井由紀 佐藤友 【交通委員】 村上亜利沙 【助成金委員】 菊池ゆみこ 兵藤公美 望月志津子 【音楽機材委員】 安田 奈加 【映画委員】 佐島由昭 【WEB+デザイン委員】 服部ひろとし 佐藤 友 【キャッチコピー委員】兵藤公美 菊川朝子 【新聞委員】 吉田直人 西田麻耶 【facebook+twitter委員】 榎本純子 佐島由昭 【鳥取支部】 瀧禎子 渋谷橙 渋谷千里 菊川惠子 菊川由佳 菊川裕也 仗桐安 【東京⇔鳥取支部】 櫻井拓見 たけうちみずゑ
主催 鳥ROCK FESTIVAL 実行委員会 協賛 医療法人 健章会 鳥取北クリニック 協力 クラフト館 岩井窯
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私は、鳥取県出身です。
小学校3年生までは米子市で暮らし、4年生から鳥取市に引っ越しました。
高校卒業と同時に演劇をするため上京し、フラフーパーという演劇ユニットを21歳の時に旗揚げしました。
2010年、実家の仕事を手伝う関係で一旦鳥...
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