満足度★★★★★
初オペラ
だと思う。野田MAPみたいがすごくあって面白かった。隣に座っていた見るからにオペラ好きなカップルが大笑いして観ていてこちらも思わず笑ってしまったり…。オペラって総合芸術ですよね。演奏・歌・芝居・ダンス・美術・照明…すべてが一つになって作品となる!!観る機会が出来て良かったです。
満足度★★★★★
オペラと演劇の融合
制作発表の時に野田秀樹さんが言っていた、「オペラと演劇の融合」を十分に堪能できた。さらに、イタリア語と日本語のシームレスな歌唱、そしてせりふ。欧州で生まれ育ったオペラが、大和撫子と結婚したような舞台だった。
フィガロを「フィガ郎」とするネーミングは、発表の時は違和感を感じたけれど、実際に見てみるとすんなりというか、ぴったり来るから不思議だ。「庭師は見た!」という副題のように、庭師アントニオ(アントニ男)を狂言回しに使い、舞台は純和風。和風なんだけど、伯爵夫人の洋装はまったく違和感がなく溶け込んでいる。
このあたりが百戦錬磨の野田さんの演出だろう。さらに、オーケストラピットが客席からきちんと見えて、指揮者の井上道義さんのタクトも堪能できる。
見ないと損!と申し上げます。