かわいいコンビニ店員飯田さん第三回公演
かわいいコンビニ店員飯田さん第三回公演
かわいいコンビニ店員飯田さん第三回公演
実演鑑賞
王子小劇場(東京都)
2015/06/10 (水) ~ 2015/06/14 (日) 公演終了
上演時間:
公式サイト:
http://kawacon.jimdo.com/
期間 | 2015/06/10 (水) ~ 2015/06/14 (日) |
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劇場 | 王子小劇場 |
出演 | 大貫隆行、岡本唯(時々自動)、久間健裕(劇団ネジマキトカゲ)、佐久間夏美(劇団ステア)、杉浦一輝(虚構の劇団)、鈴木克昌、辻響平、中島美紀(劇団ポかリン記憶舎)、野嵜好美、花田裕二郎(劇団水中ランナー)、藤崎葉瑠香、三澤久美、百花亜希(DULL-COLOREDPOP)、山本周平(アオイオレンジ)、山森信太郎(髭亀鶴)、池内風(かわいいコンビニ店員飯田さん)、河野久、阿部晃大(PocketSheepS) |
脚本 | 池内風 |
演出 | 池内風 |
料金(1枚あたり) |
1,000円 ~ 3,500円 【発売日】2015/03/24 前売 3,000円 当日 3,500円 高校生割引 1,000円(各回枚数限定) |
公式/劇場サイト | ※正式な公演情報は公式サイトでご確認ください。 |
タイムテーブル | 日程 6月10日(水) 19:30 6月11日(木) 14:00/19:30 6月12日(金) 19:30 6月13日(土) 14:00/19:00 6月14日(日) 12:30/17:30 |
説明 | 【推薦文】 池内風クンに二兎社公演のプロンプター、稽古場ブログを担当してもらって、もう三年になる。 風クンを紹介してくれたのは、今注目の劇作家・演出家、谷賢一さん。 ENBUゼミナールの教え子の中でも、「間違いなく信頼できる人物」と、折り紙つきの推薦だった。 本当にその通りだった。三年もたてば、緩みや甘えが出そうなものだが、彼の仕事ぶりには全くその気配がない。 かなりハードな状況に置かれても、決して感情的にならずに人の言い分を聞き、穏やかに対応している風クンを見ると、つい若き日の自分と引き比べ、恥ずかしくなってしまう。 風クンはすでに二回の主催公演を果たした新進の劇作家、演出家で、ENBUゼミの学内イベントでは最優秀作品賞を二度受賞している。 それだけに稽古への関心もひとしおで、おかしなことには笑い転げ、行き詰まりには顔を曇らせ、成果が出ると晴れやかな表情になる。 自然体だなぁ、きっといい環境でのびのび育ったんだろうなぁ……と思っていた。 あの話を聞くまでは。 「僕は高校時代、2300発を軽く超えるくらい殴られている」 と、ある日風クンは言ったのだった。 2300発を軽く超える! つまり、つまり、一日に換算すると? などと間抜けな質問をしながら、その体験談に聞き入った。 あまりにも信じがたい、しかし、よく考えると、あちこちで起きていそうな話だった。 そうか、私たちの世界はこのような論理(というか、非論理)で動いているのか、だから、このようになったのかと、嫌々思い当たることが多く、この話をいろんな人に知ってほしくなった。書きなさい、書きなさいと私は勧めた。 そして、ついにあの体験は『マインドファクトリー~丸める者たち~』という初の長編作品として実を結んだ。 ぜひ観に行っていただきたい。 この作品の根底には、爆笑ホラーとも言うべき現実を生きた人々の痛切な思いが横たわっているはずだから。風クンの画期的な一歩を記す作品となりますようにと、今祈るような気持ちでいる。 永井愛 (劇作家・演出家/二兎社主宰) 【作品のあらすじと解説】 街で見かける空気に向かって支離滅裂な言葉で必死に話しかけている人。 目を合わせた相手に向かって怒鳴り散らす人。 家にゴミを溜め込み宝の山だよ。という人。 女子高生の制服を身にまといかわいいキャラクターの人形を無数につけた通学バッグを持ちながら街を徘徊するハゲたおじさん。 など。 そういう人を見ると 『いつから、どうして、このような人格が形成されたのか?』 と、常に思います。 こういう生き方を選択した人たちもきっと普通に生活して他人に寄り添りそおうと努力したり、社会に順応しようとした時期はあるはずです。 人格が形成されるまでの間どのような出来事を経てここに至ったのか? そんなことを考えると必ず、 『自分もいつかそうなる時が来るのではないか。』 と、不安に襲われます。 『果たして今の自分はまともなのだろうか?』 と。 上で挙げた人々は極端な例ではありますが、 全ての人間には人格を形成していく時期があり、 その時に自分の身に起きたことに対して、 ありとあらゆる選択肢の中から答えを探し、 自分の心を育てていった結果、 今の自分が存在するのだと思います。 何をもって『まとも』『普通』なのか。 それは人によって価値観は様々ですが、 日本という国に存在する漠然としたモラル、道徳など何となく寄り添わないといけないものが確かにあります。 『人としてどうなの?』 と、突きつけられるモノが確かにあります。 『人として健全に生きる。』 今の自分はそれを出来ているのかと、日々考えます。 これはとある田舎町の全校生徒100人足らずの小さな高校にある野球部の物語です。 人格を形成されていく時期に、自分に影響を与える大人と出会う数が圧倒的に少ない環境で生きる彼らが、 その濃縮された時間をどのような過ごし、選択をしていくのか。 そこには『青春』という言葉では片付けられない何かがきっとあるはずです。 このお芝居を観終わったあと、過去と今の自分を振り返る。 自然とそのような感覚になるお芝居を作りたいと思います。 あっ、ちなみに喜劇です。 面白かったら笑ってください。 かわいいコンビニ店員飯田さん主宰 池内風 |
その他注意事項 | |
スタッフ | 舞台監督 大刀祐介 照明 仲大盛桂子 音響・映像 dezimoemon(仏陀ステップ) 美術 平山正太郎 チラシデザイン 池内野有 メイク指導 日下咲良 演出助手 砂山イサヲ(はたれい研究所) 山本周平(アオイオレンジ) 手を差し伸べる者 鈴木タケシ 小西一輝 制作 森江瞳 企画・製作 かわいいコンビニ店員飯田さん |
チケット取扱い
この公演に携わっているメンバー15
池内風クンに二兎社公演のプロンプター、稽古場ブログを担当してもらって、もう三年になる。
風クンを紹介してくれたのは、今注目の劇作家・演出家、谷賢一さん。
ENBUゼミナールの教え子の中でも、「間違いなく信頼できる人物」と、折り紙つきの推薦だった。
本当にその通りだった。...
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