満足度★★★★
骨太さ健在
三人吉三を明治初頭に翻案。
文字通りの「親の因果が子に報い」など、ベタなまでの関係性が縺れ絡まる様は韓流ドラマのルーツか?(笑)
登場人物がことごとく悪党なのにどこか憎めず同情すらしてしまうのは運命に抗えずそんな因果に絡めとられて行くことへの憐れみか?
そうして迎える終盤は「滅びの美学」的なものが漂い、ラストには某ギャング映画も連想。
設定を明治初頭にしたのは、時代の流れに押し潰される人々、な効果も狙ったか?とも思ったり。
満足度★★★★★
かなり面白い
オフィスパラノイアさんの舞台、初めて見ました。名作をアレンジしているらしく、ストーリーも良い。役者さんの演技も上手であっという間の2時間でした。
おすすめです。