満足度★★★
既にホチキスというジャンル
2011年に王子小劇場で初演した演目の再演。初演も観劇。
ホチキスのエンタメと演劇のバランスの良さ、
全力で楽しませる感は毎回感心させられる。
細かい部分は記憶が飛んでいるが、劇場が広くなり確実にパワーアップしていた。
満足度★★★★★
ほろほろ・・・。
初演は観ていない為、どのような物語か、わからないまま観劇。
観終って、「米山さんのホンは、あたたかいな。やさしいな。」とじんわりする。
きっと、演じる俳優の皆様もそう感じて演じてるから更に伝わってくる。
しかも、演じる方々が、パワーある人が多い!!こんなにも、色んなタイプの、
良いバランスで俳優さんがいる劇団ってある意味珍しいのではないだろうか。
男優陣、女優陣、どちらも素敵な人が多い。
米山さんの台詞って、リアルで耳に入ってくるスピードよりも少し遅れてから、
脳に、心に、響く台詞が多いと私は思ってる。
だから、聞きながらというよりも少しタイムラグで「ぐわ」って、
涙腺を攻撃してくる。
今回、お母さん役の小玉さん、お父さん役の加藤さん。
ああ、こんな夫婦居たら、いいな~って。
でも、居そうかも。温和なお父さん、でも、頼りがいのある。
ひょうきんで、パワフルな、愛情沢山のお母さん。
ホチキスの芝居は、笑っちゃうんだけど、キャラ勝ってしまうんだけど、
「ほろり」って、してしまう。ああ、楽しい時間を過ごせてよかったなと、
思える劇団です
客演に虚構の劇団小野川晶さんが出演。
チケット購入後に客演発表があって、
それも、思わず嬉しい発表だった。
双子の姉妹の死んだ姉が憑依する役で
2人の人格を演じていたのだが、とても、可愛く、晶ちゃんらしくって
良かった。
ウェディングドレスも、素敵でした。
ホチキスだと、隠れたキーパーソン的な役が多い齋藤陽介さん。今回も
そのような役柄で、素敵だったな。
すこし、シャープな印象になった気も。
満足度★★★★
無題1492(15-180)
13:00の回(晴)。12:30会場着、受付(全席指定)。
横長の舞台、井戸、ガラス戸、事務机、小上がり(なにやら扉、畳、座布団)、「(株)砂利塚クリーン」とあるドア、玄関マット。
12:58前説(遅れているお客さん待ち)、13:05開演~15:00終演。
「ボーナストーク(2010/12@王子)」「看板娘ホライゾン(2012/5@王子)」、3作目。小玉さんは「女心と秋の空(2013/10@空洞)」。
今泉さん(てがみ座)、復帰2作目ということで観に来ました。
個人的にはもう少しテンポが速いとより楽しめたような気がします。
満足度★★★★
面白かった!
予備知識無く観に行ったんだけど、本当に面白く泣ける、ホラーホームドラマ?寺内貫太郎一家ような久世光彦のホームドラマに、ホラーを加えた感じの、懐かしいような気持になる作品でした。
今回は再演との事でしたが、更なる再演、あるいは、砂利塚ファミリーを中心とした続編(新ストーリー)を作って、シリーズ化するのも良かろうかと思うほど、汎用性のある作品だと思います。
客席は毎度満席のようでしたが、公演期間が短かったので、あまり周知されていないのが残念ですね。
満足度★★★★
いろいろホッコリ
小ネタや小玉さんの存在感(笑)を挟みながら、テンポよい展開でラストまで見せてくれた。
再演なので、お母さんの正体はわかっていたが、それでもラストの展開は心が温かくなり、いろいろホッコリ。面白かった。