満足度★★★
初日と大楽を鑑賞
グワィニャオンの『音小僧』(03年5月)にも感じたことながら、この世に存在するありとあらゆる音を作り出している存在がある、という設定で2時間のドラマを創り上げるのがスゴい。
また、その音の表現方法はもちろん、それに動作も付けることによって、たとえば飛び立つ鳩や迫り来るバイク、それに花火(これは照明効果も加わるが)などその映像が脳内でちゃんと再生されることにも感心。
さらに「手づくり」から「機械」に変わってしまうことの味気なさについてもサラリと触れているのがイイ。