満足度★★★
普遍的な童話物語。
確かに!おぼんろの世界は愛にあふれた童話の中の世界みたいだと思った!
四方囲む形式の舞台は、好きであるし、階段、バルコニー、全て使っての美術も素敵だった!
照明が目に入るのは、どんな舞台でもあることだし、対面の客が見えるのも気にはならない。
逆にみんなどんな表情で・・・どんな想いで・・・観ているのかを見るのも楽しい!
役者それぞれが、見ごたえあるし、世界観に嵌る人は居るだろうな~♪
満足度★
あの素晴らしい
初演の舞台の衝撃が強くてどうしても見劣りしてしまう。吉祥寺シアターが綺麗すぎて設備が整いすぎてるので、やはり印象変わります。しょうがないけど、新たな伝説にはなってないような(笑)おぼんろの世界観はやっぱり心地いいんだけどなぁ。
満足度★★★★★
初ゴベリンドン
パダラマ・ジュグラマについで2回目のおぼんろ本公演でしたっ(´v`*)
愛についての切ない物語、とってもあったかいエネルギーをたくさん吸収しました!階段の近くの席だったので、役者の方がすぐ傍をドタドタと通っていく感じが好きだなぁと感じました!
満足度★★★★
愛しています。
23日マチネ、初見の感想。二段目上手端の席。対角向きに座ると劇場全体が見渡せ、中央部も少し上からのぞき込む形で初見には絶好のポジション。
【はじめに物語ありき】
せつなすぎて心が痛い物語。もうすっかりお馴染みになったこの感覚。それあってこそのおぼんろの物語。せつなさの素は「愛」。この世界観が好き。
【予習】
おぼんろとしては初の戯曲を読んでからの参加。それ故に読んだ時の感想と比較しながらになるのかしら?元来あれこれ、例えば「こういう理不尽さってあるよなぁ」とか考えながら観てしまう方。が、ふと気づくと無心。言葉と目の前の景色だけをストレートに受け止めていた。この吸引力は語り部たちの物語力に他ならない。引き込まれ、終始うるうる。胸が熱く苦しい。
【「愛」】
一番感情移入するのはゴベリンドン。悲しい怪物だ。しかし彼に限らず、登場人物たちそれぞれの喜び、悲しみ、怒り、憎しみ、願い・・・それらの起結はすべて「愛」による。誰の心の中にも一輪の花がある。もし咲いていないなら、それはまだ種の状態なんだ。
【空間】
広い劇場も走り回れば狭く感じる。対角の一番遠い場所での動きのないシーンも感情を揺さぶられれば近くなる。が、ふと気づいた。対角付近で演じられた淡々としたシーン、これはアブナイと思った。その日の私にはギリギリ許容範囲だったが、積極的に物語の世界に入り込もうという意志のない人には退屈に感じるのではないか?私でも体調悪い時だとアブナイぞ、と。実際友人の隣の人は寝ていたらしい。
これが満席なら感情の伝播が働くかもしれない。が、この規模でやるためには客の入りに左右される様じゃダメなんじゃないか?
更なる奇跡のためにはフラリと訪れた人の心をガッチリ掴んで離さないことが必須。もうひと工夫必要な気がした。
とっても大好きな世界に浸ることができて幸せでした。
が、まだ伸びシロはあるはず。
だから今回は最高点はつけません。次回に期待しています。
満足度★★★★★
愛の成長譚
おぼんろの本公演観劇は二作目。
成長譚なんだけど、切なくて美しくて力強い。語り部のころころと変わる表情、身振りが素敵。次は何処から現れるのかとワクワクする感じ、舞台装置の妙、明り、音楽、楽しい。受動的に見るのではなく、物語の一部として居るのかもしれない。
おぼんろの公演は、自分が物語の中に居て進行していくように思えるから素敵。客席も舞台美術というか、計算の内というか。美術も圧巻だし、衣装もすごいし、メイクも凝ってて良いのですよ。
※おぼんろの本公演では、フラッシュや音がOFFであれば劇中も写真の撮影がOK。でも、周りのお客さんや、当然ながら演者の邪魔にならないように注意!
「チケ代貧乏なので・・・」という人も居るかもしれないけれど、 おぼんろの価格設定は”貧乏な人”価格もあります。さらに言えば、言い値公演(要は投げ銭)もあるんで、じぶんで決められたりもします。お試しでも良いので、この熱に触れて欲しい。
満足度★★★★★
劇場全体を使ったスケールの大きな舞台
初見の劇団であったが、愛が溢れたファンタジックなストーリー、圧倒的な演技力、衣装やフェイスペイントに舞台美術、接客サービス、どれをとっても個性的で素晴らしいもので感動した。
ただ客席と舞台を一体にして「臨場感」を狙うという配置は好みではない。その理由は、①他の観客と向き合っているのが見えてどうしても気になる、②強い照明が直接目に入る場面がある、③体を何度も大きくひねる必要がある、など。客席間の通路を疾走したり大きくアクションする場面もあり、すぐ近くの観客は恐怖感があるかも知れないとそれも気になった。劇場全体を使ったスケールの大きな舞台が持ち味のようなので、それを活かしたままでの良い方法はないものだろうか・・・・・ネタバレへ
満足度★★★★★
おぼんろ初見!
四方に囲まれた観客席(参加席)に、真ん中にステージさらに、ステージ周りにもサブステージを設けて、5人の出演者が忙しく駆け回るながら熱演する姿は、今までなかった演劇の常識を変える内容だっだし、ファンタジーな演劇だった、125分でした。
満足度★★★★★
おぼんろ初観劇。
なんの前知識もなく初観劇。素晴らしい幻想世界を「観劇」でなく「体感」。時間とお金とがあれば何回でも観たいです。終わらないうちに沢山の方に体感してほしい。投げ銭制の回がいっぱいあります、超おすすめ!
満足度★★★★★
観劇の概念を打ち破る劇団
おぼんろさんの作品に初めて出会ったのはコメフェスで、今回やっと本公演を拝見することが出来ました。
私自体が演劇の世界に足を突っ込んで3年足らずで、しかもほぼ小劇場演劇しか観てきていないので大袈裟かもしれませんが、おぼんろさんの作品は観劇という言葉が似つかわしくない。
舞台を見つめて客席からその世界観を楽しむのが演劇だとしたら、おぼんろさんはその世界の中に入り込んで物語を体感するという体験型、参加型な感じ。
作品の内容以前に、こういうスタイルで作品を作り上げている独創性が素晴らしいです。語り部さんたちの人柄も素敵だし、劇中の皆さんには本当に引き込まれました。
ゴベリンドン、内容の好き嫌いは多分ありそうな気がします。
私としては好きな世界観でしたし、観に行けて良かったと思います。
ただ、初日に関してはカーテンコールでの末原さんのコメントが一番抉られる感じでしたので、次行った時は、もっと作品にのめり込めたら良いなと。
ちょっと長めに公演されてるので、何回か足を運んでゴベリンドンの世界を楽しみたいです(^^)
満足度★★★★★
豊洲と違う世界があった
「ゴベリンドン」の初日を観てきた。あの豊洲の工場の再演ということで、あの雰囲気が果たして広い劇場でどうできるのか、という怖いモノ見たさも。結果、確かに劇場が広くなった分、役者たちとの距離感はあった。しかし、その広い劇場の空間を走り、動き回る役者たちの熱演は、やはりおぼんろだと納得。よい劇場だけに照明を駆使したのが少し派手っぽいかな、と感じたけど、見応えのある舞台だったと満足した。脚本は基本に変わっていなかったけど、変わっていなかったことにほっとしたのも事実だ。動きが激しい分、最後まで怪我のないように頑張ってほしい。また、観に行きたい。
満足度★★★★★
力作。好みは分かれる。
120分。常連さんが多いようで、開演前は和気あいあいとした雰囲気。初日でほぐれていないところもあったが、世界観が好みに合えば力作と熱演と臨場感で見応えがある。中央の舞台を囲むような配席で席選びに迷うが、場内のあちこちを縦横無尽に使うので、混雑していなければ体の向きを変えることができる桟敷がよい。せっかくの表現力なのでカデンツァがほしい。