第85回公演
第85回公演
実演鑑賞
レパートリーシアターKAZE(東京都)
2015/04/03 (金) ~ 2015/04/12 (日) 公演終了
上演時間:
公式サイト:
http://www.kaze-net.org
徹底的不幸を喜ぶいたずらな神々 ヘカベ役の辻さん、渾身の演技は胸を打つ! 演出、美術、照明が一体となり、観客を惹きつける。 不思議な世界に誘われました!
満足度★★★★★
0 2015/04/15 09:35
期間 | 2015/04/03 (金) ~ 2015/04/12 (日) |
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劇場 | レパートリーシアターKAZE |
出演 | 辻由美子、坂牧明、白根有子、栗山友彦、酒井宗親、柳瀬太一、柴崎美納、緒方一則、ほか劇団員総出演 |
脚本 | マテイ・ヴィスニユック |
演出 | 江原早哉香 |
料金(1枚あたり) |
3,300円 ~ 4,000円 【発売日】2015/02/16 当日4000円/前売3800円/学生3300円 |
公式/劇場サイト | ※正式な公演情報は公式サイトでご確認ください。 |
タイムテーブル | 4月3日(金)19:00 4月4日(土)14:00 4月5日(日)14:00 アフタートークあり 4月6日(月)19::00 4月7日(火)19:00 4月8日(水)19:00 4月9日(木)19:00 4月10日(金)19:00 4月11日(土)14:00 4月12日(日)14:00 |
説明 | 栄華を誇ったトロイアの女王へカベは、ギリシアとの戦争で、 地位、故郷、19人の息子たち、すべてを失う。 世界の不幸という見世物を味わう神々、壁となって立ちはだかるコロスたちのなかで、 彼女の問いは掻き消されていく―。 ルーマニア・チャウシェスク政権を逃れて亡命したフランスの現代作家マテイ・ヴィスニユックが 劇団に書き下ろした、絶滅戦争で残された最後のひとり―ヘカベの物語。 ギリシア悲劇「ヘカベ」を原作に書き下ろし、〈へカベの問い〉をギリシア悲劇と現代の接点から 投げかける。 廃墟から響くヘカベの叫びに、いま私たちは何を聞くのか―。 作家のインスピレーションの源となった辻由美子のへカベ、コロスの演劇的造形を鍛えてきた 江原早哉香の演出で取り組みます。 演劇のはじまりを問い、悲劇を現代と切り結ぶ演劇として蘇らせる〈風の新しいギリシア悲劇〉。 詩人の想起するまなざしが、ひとりの母親の魂の叫びを、 今なお悲劇を繰り返す私たちに物語る。 ―もしすべてが愛から生み出されたのならば、 どうしてこれほどの苦しみが存在するのだろう― |
その他注意事項 | 後援:在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ日本 在日ルーマニア大使館 ★5日は終演後、作家とのアフタートークを行います |
スタッフ | 舞台美術・衣裳:アンドラ・バドゥレスコ 作曲・音楽制作 :バンジャマン・クルシエ 照明:フランソワ・シャファン 仮面制作:エリック・ドゥニオー 音響:渡辺雄亮 舞台監督:佐田剛久 企画制作:佐藤春江 |
地位、故郷、19人の息子たち、すべてを失う。
世界の不幸という見世物を味わう神々、壁となって立ちはだかるコロスたちのなかで、
彼女の問いは掻き消されていく―。
ルーマニア・チャウシェスク政権を逃れて亡命したフランスの現代作家マテ...
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