満足度★★★★
マチネ観劇
この劇団が得意とする、問題に対する哲学というか印象性というか、モヤッとしたものをベシッと表現しグッとかますのは十八番といったところか。
とはいえ、ただ、2時間オーバーにするまでの必要性は感じられず・・
オスイ。
満足度★★★★
来たっ!!
当たりである。燐光群の真骨頂。
『屋根裏』がお好みだった向きには、久々にこの系統の作品です。公演は終っても薦めたいこのもどかしさ。<クイズ>という様式を問いながらあらゆるものをぶち込んでエッジが鋭い。意味のよく分らない哲学的な問いも詩のように響くのは「クイズ」という一本の軸があるからだろう。現代能楽集とあり、複式能の説明も出てくるが、劇全体としては、人類の営みへの後の世からの追悼の目線が、ほんのりと浮かび上がるのがそれか。新参の役者の割合も多く新鮮だった。
満足度★★★★★
問いかける舞台
見応えがあった。見ているうちに、次第に、参加者になった気持ちに。自分は今、どこにいるのか、どういう社会に生きているのか、舞台から問われているような感覚に。実験的な攻めている芝居。新鮮な舞台体験で最後まで楽しめた。ラストに向かう流れは圧巻。
満足度★★
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上演時間2時間10分。作りが冗長な印象。クイズの緊張感が出るようにもっと畳みかけるテンポにしてほしいところ。出演者の鍛錬が必要に思われた。現代能楽と名乗る理由がわからなかった。